シニア世代に人気のスポーツといえば、「登山・ハイキング」が今や定番です。
〝普段行っているスポーツ〟のランキングによると、60~74歳ではなんと第2位、75歳以上でも第3位につけています(出典は総務省。なお、第1位はウォーキング)。
登山家・滝澤 圭一郎が綴る本シリーズでは今回、伊豆半島を駆け抜けるトレイルランニング(山岳レース)をご紹介します。
「高齢になってから登山を始めました」そう話す人たちをよく見かけます。日本の登山人口970万人※のうち、世代別ではシニア世代がかねてよりトップを占めているのです。 本サイトではそんな登山が好きなシニアの皆様に、美しい山々の写真とコラムを連載でお届けします。※2018年・総務省調べ <第1章...
【シリーズ 山と共に】<第8章>伊豆半島の山岳レースで有終の美
写真・文/登山家 滝澤 圭一郎
1975年、長野県上田市に生れる。毎月、全国の山々に挑んでいる。月に100キロ以上走り込み、トレーニングを欠かさない。マラソンランナーでもある。㈱イチイ 秋葉原店・巣鴨店店長としても多忙な日々を送る。
2019年の最後を飾る私のトレイルランレースは、「伊豆トレイルジャーニー」(静岡県内で12月8日開催)でした。
大好きな大会とあって4年連続の出場です。
今年は10時間切りのベストタイムを目指し、30キロ走をはじめ鎌倉や高尾の山々を走るトレーニングを積んできました。
当日はこの時期にしては珍しく天気は最高。
風もなく気温も程よく、あとは力を出し切るのみです!
台風19号の影響で大幅にコースが変わってしまいましたが、距離は68キロ(正コースは72キロ)とそこまで変わりませんでした。
レースの途中では足を捻ったり、つったりしましたが…
最終的には9時間切ってのゴール!
全体順位も上位10%(女子含む)に入ることが出来ました。
今年最後のレースで努力が実り、とても良い成績で終われて大変嬉しいです。
来年も怪我なく元気よく、そして何よりも健康第一でいきたいと思います。
1年間ありがとうございました。