
9月15日は敬老の日。祖父母やシニア世代の親に何か贈ろうと考えている人は多いのではないでしょうか。そこで悩ましいのが贈り物の予算です。自分の懐事情はもちろん、送る相手の負担にならないようにと考えることが意外にもあります。
敬老の日に特化したメディアサイト「敬老の日.jp」は、全国の10代~60代の男女(計359名)を対象に、敬老の日に関するアンケート調査 を実施しました。敬老の日に贈り物をしようと考えている人はぜひ参考にしてください。
10代から60代に聞いた「敬老の日ギフトにかける予算」について
予算について尋ねた結果、最も多かったのは「4,000~5,000円未満」(20.3%)でした。次いで「2,000~3,000円未満」(19.5%)、「3,000~4,000円未満」(15.6%)と、3,000円台〜5,000円未満の価格帯が全体の中核を占めています。贈る側の多くが“ちょうどよいバランス”をこのあたりに感じているのかもしれません。
注目すべきは「お金をかけない」(13.9%)という選択肢が上位に入っている点です。この回答から、ギフトよりも言葉や気持ちを重視する人の価値観や、手作りの品や時間を共有することに重きを置く姿勢が反映されている可能性があると考えられます。また、「金額は問わない」(8.4%)という自由な考え方や、1,000円未満(3.3%)、1,000〜2,000円未満(9.7%)など、比較的少額で工夫する人たちの存在も確認できました。このように、敬老の日のギフトには“見栄ではなく、心のこもった贈りもの”というイメージが根付いている印象を受けます。一方で、「8,000円以上」をかける人はわずか2.3%にとどまりました。豪華さよりも“ささやかな気遣い”が好まれる傾向があるとも考えられます。全体的に、形式よりも気持ちを大切にする“等身大の贈り方”が主流になっていると感じられる結果です。
合計すると、「2,000〜5,000円未満」が約55%と集中しており、無理のない範囲で気持ちを伝えるギフト選びが主流であることが分かりました。
シニアに贈るギフトのちょうどいい金額は3,000〜5,000円
敬老の日は、誕生日や記念日と違って“毎年訪れる家族イベント”であり、「習慣化しやすい価格帯」であることも大切なポイントです。高価すぎると相手に気を遣わせてしまい、安すぎると気持ちが伝わらないと考えると、3,000〜5,000円前後は、「贈る側にとっても、贈られる側にとっても、ちょうどいい」と感じられる絶妙な価格帯だと考えられます。
予算との相性も良し!人気は「消えもの」
3,000〜5,000円前後で人気なのが、食品・グルメやスイーツ、お花・観葉植物などの消えものギフトです。この価格帯でも十分に満足度の高いアイテムが多く、相手の好みに合わせやすい点が支持されています。
まとめ
今回の調査では、敬老の日のギフトは高額なものよりも「ちょうどよい価格かつ心が伝わること」が重視されていることが明らかになりました。程よい金額で相手のお好みを反映するようなギフトを選んでみてはいかがでしょうか。
以上、「敬老の日に関するアンケート調査」でした。
調査エリア:全国
調査主体:敬老の日.jp( https://keirounohi.jp/ )
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:10代~60代の男女(計359名)
調査期間:2025年6月22日~7月13日
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100とはならない場合があります。
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