
年齢を重ねると、身体だけではなく心の健康も重要になります。日々の生活の中で気分が沈んだり、不安を感じたりすることは、多くのシニアの方々が直面する課題です。
そんな中、自分で気分の落ち込みを予防・改善する方法を紹介する書籍『70歳からのこころが元気になる習慣』が発売されましたのでご紹介します。

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心の不調を、自らの力で予防・改善するための具体的な23の習慣を紹介
『70歳からのこころが元気になる習慣』は、株式会社ナツメ社より2025年3月18日に発売された新刊本です。
公認心理師であり臨床心理士の福井 至氏と、医療法人和楽会理事長の貝谷 久宣氏が監修を務めています。
本書では、シニア世代が直面しがちな心の不調を、自らの力で予防・改善するための具体的な方法を23項目にわたって紹介しています。

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こころが元気になる習慣 3つ
本書で紹介されている習慣の中から、特に注目すべき3つをご紹介します。
①心をつらくする習慣をやめる
日常生活の中で、「~すべき」といった思考にとらわれることはありませんか?
本書では、そうした考え方を見直し、心を軽くする方法が提案されています。例えば、「~すべき」を「だったらいいな」に変えることで、心の負担を減らすことができます。他に、「1日1個、よかったことを書き留める」「いやな考えは、「と思った」で締めくくる」といった習慣を掲載しています。
②マインドフルに暮らす
過去や未来のことに思い悩むのではなく、「今、この瞬間」を大切にすることが心の安定につながります。
本書では、日差しや風を感じながら行う「歩く瞑想」など、日常生活に取り入れやすいマインドフルネスの方法が紹介されています。
③心がよろこぶ行動を増やす
自分が楽しいと感じることを積極的に取り入れることで、心の健康を維持することができます。
本書では、1週間の“きぶん日記”をつけてみることや、「楽しめた行動を次週の予定に組み込む」「毎日のラジオ習慣で知的好奇心を刺激する」ことなどが提案されています。
新刊本『70歳からのこころが元気になる習慣』の目次
Prologue 心のセルフケアで、日々の気分は変えられる!
Part1 いやな気分に、もう悩まされない!心をつらくする習慣をやめる
Part2 おだやかマインドで日々を楽しむ!マインドフルに暮らす
Part3 もう、好きなことしかしたくない!心がよろこぶ行動を増やす
『70歳からのこころが元気になる習慣』は、シニア世代が心の健康を維持し、毎日を前向きに過ごすための具体的な方法を掲載しています。
日々の生活に取り入れやすい習慣が多数紹介されていますので、心のセルフケアを始めたい方にとって、心強いガイドとなる一冊です。
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新刊本『70歳からのこころが元気になる習慣』詳細
【シニアにおすすめの新刊本】
■書名:『70歳からのこころが元気になる習慣』
■監修者:福井 至+貝谷 久宣
■発売日:2025年3月18日に
■価格等:1,397円(税込)
■発行:株式会社リベラル社
■購入はこちらから
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