国内最大級の川柳コンクール「サラ川」(旧・サラリーマン川柳)の人気ベスト10が今週25日、発表されました。
全国から応募のあった8万句以上の作品より選ばれ、栄えある第1位に輝いた名句は『また値上げ 節約生活 もう音上げ』。
物価が上がり、節約生活が長引いている憂いの思いを、韻を踏んでユーモラスに表現しています。
昨今シニア世代の間でも、人気の趣味としてブームを呼ぶ「川柳の作品づくり」。
今年のサラ川ベスト10も、お手本の教材として大いに活用したいところです。
シニア向けの川柳大会が開かれるなど、年々シニア世代を中心に盛り上がりを見せている「川柳」。 江戸川区では、毎年秋の季節に開催される「江戸川区文化祭」内で川柳大会も開かれており、それに向けた川柳教室が無料で参加できるなど、気軽に学べる場所も増えてきています。 今回は、当サイトで紹介して...
シニアに人気、川柳の作品づくり
■「2022年 サラっと一句!わたしの川柳コンクール」ベスト5
主催する第一生命保険は5月25日、「2022年 サラっと一句!わたしの川柳コンクール」(通称・サラ川)のベスト10を発表しました。
本コンクールは昨年9月に作品募集をスタート。
全国から8万以上の句が集まり、その中から今年1月に全国優秀100句を発表しました。
そして今週、その100句の中から、約6万人が参加した一般投票によってベスト10が決定したのです。
■全国投票結果 ベスト10
2022年は「値上げの年」でしたが、長引く節約生活ももう限界。
そんな憂いをユーモラスに詠んだ作品が多くの共感を得て、見事グランプリに輝きました。
そして、定番になった健康を省みる作品のほか、コロナに感染してしまったときの家族の暮らしやセルフレジでの体験を詠んだ作品など、
日常のちょっとした出来事をユニークに表現した川柳に共感の声が多数寄せられ、ベスト10 にランクインしました。
⇒【介護の川柳コンテスト】11月11日は介護の日!最優秀賞作品は『「食べたっけ?」「食べさせたっけ?」老夫婦』
■年代別にみるサラ川ベスト3
今回はグランプリ作品「また値上げ 節約生活 もう音上げ」が全世代で第1位を獲得。
「まさに私の生活そのもの、本当にキツイ!」と共感する声や、「韻を踏んでいるのが上手!」といった時流をユニークに詠んだ作品に対し、称賛する声が数多く寄せられました。
また、20代~50代の各世代で「サイフより スマホ忘れが 致命傷」がベスト3入り!
現代の生活でもはやスマホは、財布以上に欠かせない存在となっています。
一方、60代以上のベスト3には、「店員が 手とり足とり セルフレジ」がランクイン。
セルフレジの操作に戸惑う様子が多くの人の共感を呼びました。
【20代・30代のベスト3】
1位:『また値上げ 節約生活 もう音上げ』(健康奉仕)
2位:『現金か ペイペイですか おままごと』(大和の雨蛙)
3位:『サイフより スマホ忘れが 致命傷』(芋は焼酎派です。)
【40代・50代のベスト3】
1位:『また値上げ 節約生活 もう音上げ』(健康奉仕)
2位:『ヤクルト1000 探し疲れて よく寝れる』(三代目ヒゲだるま)
3位:『サイフより スマホ忘れが 致命傷』(芋は焼酎派です。)
【60代以上のベスト3】
1位:『また値上げ 節約生活 もう音上げ』(健康奉仕)
2位:『店員が 手とり足とり セルフレジ』(三階から目薬)
3位:『熱が出て はじめて個室 もらう父』(とぱーず)
⇒『2023年シルバー川柳』5月まで作品募集中!昨年の話題作「実は 俺点滴、湿布の二刀流」、超える名句に期待!
■サラ川 ベスト11~100はこちら
❑「2022年 サラっと一句!わたしの川柳コンクール」の詳細はこちら
この記事と画像の出典:第一生命保険㈱ 公式サイト
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