「東京都民の好きな商店街ランキング」の2022年版が今週8日に発表され、シニア世代などから関心を集めています。
なにしろ、シニアから選ばれている住み替え先(街)は「日ごろ買い物のできる商店街があって、車を使わずに徒歩で行けること」ですので、最新のランキングは気になるところでしょう。
2,400を超えるという東京都内の数多くの商店街の中から、晴れてトップに選ばれたのはー。
意外?!商店街好きが選んだ1位はアメ横!
今回の調査データは、不動産・住宅情報サイトを運営する㈱LIFULL(ライフル)が11月8日に公表した『2022年版 東京都民に聞いた好きな商店街ランキング』。
「商店街には2週間に1回以上行く」という“商店街好き480人”がアンケートに回答したものです。
その結果は、1位の「最も好きな商店街」は『アメヤ横丁(上野駅)』でした。
住宅地ではなく、都心の観光名所的な商店街がトップだったことに「意外に感じた」との声も聞かれます。
これは今回“商店街好き”が選んだランキングという特性もあるでしょう。
そんなアメ横が選ばれた理由については、次のコメントが寄せられています。
「年末はテレビ番組でも盛り上がっているので、つい行きたくなってしまう」
「活気があり、安いものがたくさんあるから好きです」
「世界中のものが売っていて見るだけでも楽しいし、掘り出し物も結構見つかります」
アメ横の風物詩ともいえる年末のにぎわいや、活気があることを挙げる意見が多数ありました。
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都民の8割「商店街が好き」
今回の調査では、東京都在住の20歳〜69歳の男女2,400人に「商店街がどのくらい好きか?」と質問したところ、「とても好き」が12.9%、「好き」が26.9%、「まあまあ好き」が40.9%でした。
商店街が好きな人の割合は、合わせて8割(80.7%)にも上ったのです。
さらに、その8割の人(商店街好き)を対象に、商店街に行く頻度について尋ねました。
結果、「週に2~3回以上」(13.7%)と「週1回程度」(22.1%)を合算すると、3人に1人(35.8%)が週1回以上商店街に行っている格好です。
日常的な買い物に商店街を利用していると思われます。
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2人に1人「住替え先は商店街で選ぶ」
次に、「引越し先のエリアを決める際、近くに商店街があることはどの程度影響するか」との問いに対しては、「あることが絶対条件」が12.5%、「絶対ではないが、かなり重視する」が35.3%という結果でした。
すなわち、商店街が好きな人の約半数(47.8%)は、「商店街のあること」が引越しエリアを選ぶ際の判断基準になっていたのです。
【調査概要】
⑴実施日:2022年7月14日
⑵調査対象:東京都在住・20歳~69歳の男女(2,407サンプル)のうち、商店街が「とても好き」「好き」「まあまあ好き」で、2週間に1回以上は商店街に行くと回答した人
⑶有効回答数:481サンプル
⑷調査方法:インターネット
❑「2022年版 東京都民に聞いた好きな商店街ランキング」はこちら
この記事と画像の出典:㈱LIFULL 公式サイト
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