8月に入ってから暑さがさらに勢いを増していますが、そのなかでもご家族で出かけたり旅行を控えていたりするシニアも多いのではないでしょうか。特に今年は猛暑ということで、梅雨明け前から暑熱順化を意識するなど熱中症対策の徹底が呼びかけられてきました。ペットと暮らすシニアは、ペットの熱中症対策にも気をつけているでしょう。
楽しいひと時を満喫するには、出先での熱中症対策アイテムは持参したいところです。そこで今回は、暑さからシニアを守る簡単・便利な「熱中症対策アイテム」をご紹介します。
シニア必見!熱中症対策アイテムをご紹介
外出時の熱中症対策は「水を摂ればいい」と思っていませんか? もちろん水分補給も大切ですが、それだけでは対策しきれません。プラスアルファを用意しておくことで熱中症リスクはグンと下がります。ここでは人気の熱中症対策アイテムをご紹介していきます。
熱中症対策アイテム1:塩飴
熱中対策には水分だけでなく塩分の補給も欠かせません。体内の塩分(ナトリウム)は汗と同時に奪われてしまいます。発汗量が多いと体内の塩分が少なくなり、その状態で水分補給だけすると血液中の塩分・ミネラル濃度が低くなります。そうすると、体内のバランスが崩れて熱中症のさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。
そこでおすすめなのが、すぐに塩分を摂取できる塩飴や塩分入りタブレット。すぐに塩分を摂れるので外出時には持っておくといいでしょう。ご自宅にいる時は梅干しを摂るのもいいです。梅入りタブレットもあるので、梅好きなシニアはそちらのほうが楽しめるかもしれませんね。気分によって楽しめるように2種類の味を用意しておくのもいいでしょう。
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熱中症対策アイテム2:首を冷やすアイテム
体温を下げることも熱中症対策には欠かせません。体内から熱が正常に放熱されないと頭痛やめまいなどを引き起こしてしまいます。そんな時は効率よく体温を下げるには首元を冷やすのが一番! そこで最近では、首元をすぐに冷やせるネッククーラーや冷感タオルなどが数多く出ています。
利用シーンや熱さに応じて選べるネッククーラー
ネッククーラーは大きく分けて3種類。電動タイプ・保冷剤タイプ・PCM素材タイプがあります。
電動タイプは、1時間以上屋外にいる場合におすすめです。電源を入れると搭載されたプレートが冷えた缶のように冷たくなる仕様。環境温度に影響されないので冷却力・持続力ともに優秀ですが、首とのフィット感が冷却力を左右します。
保冷剤タイプは、帰宅後や入浴後など一気にクールダウンしたい時に適しています。用途としては一気にクールダウンしたい時に向いています。凍らせておいた保冷剤を装着するので、最初からダイレクトに冷たさを体感できるのが特徴です。しかし、電動式よりも持続時間は劣り、また保冷剤によっても持続時間に差があるので選ぶ際には持続時間を確認しましょう。
溶けない氷と呼ばれるPCM素材(phase change meterial)タイプは、短時間の外出や室内利用時に向いています。冷たさは一気にくるというよりもじんわりと広がります。持続時間は1時間程度です。急な冷たさが苦手な方でも使いやすいのがうれしいところと言えます。
優しい肌触りで冷たくしたい人は冷感タオル
さまざまなメーカーから販売されている冷感タオル。種類は瞬間冷却タイプと接触冷感タイプがあります。
瞬間冷却タイプは冷感タオルの主流ですが、なかには接触冷感できるものも。濡らす・絞る・振るの3ステップで冷たくなり、20℃未満まで下がる商品が多いです。こちらは運動後やスポート観戦、出先に使うといいでしょう。
接触冷感タイプは触れているうちにじんわりと冷たくなってくるタオル。触れるとひんやり冷たくなるので、室内で使うのに適しています。濡らさずに使えるので手間がかからないのもポイントですね。
握るだけでOK! 手のひらを冷やすアイテムで熱中症対策
実は手を冷やすだけでも熱中症対策になることをご存じですか? 手のひらには体温調整を担う血管があり、これを冷やすと冷えた血液が体内を巡って全身のクールダウンにつながります。
しかし、ずっと手のひらを冷やすのは難しいと思う人も多いはず。それを可能にしたのが手のひら冷却アイシング「アイスバッテリーfresh」です。冷凍庫で一晩凍らせてから使うと、冷た過ぎずぬるくならない15℃前後を約1~2時間キープ。持つだけで全身冷却ができる手軽さから、お昼の情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBCテレビ)などメディアで紹介されて以来品薄状態が続いている今注目を集めているアイテムです。首を冷やすのが苦手な人は抵抗なく使えますね。
このように、熱中症対策アイテムもさまざま。利用シーンや好みの冷たさに応じて選ぶのがおすすめです。次回も引き続き便利な熱中症対策アイテムをご紹介します!
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