『オーディオブック』とは
『オーディオブック』は、株式会社オトバンクが運営する、日本最大級のオーディオブック配信サービスのこと。
ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」のことを『オーディオブック』と言います。耳だけで読書を楽しめるため、目が悪く文字を読むのが難しい高齢者の方におすすめなサービスです。
『オーディオブック』は、下記のような生活のあらゆるシーンで「ながら読書」が楽しめます。
『オーディオブック』が使える「ながら読書」シーン
◯ランニングやウォーキングの運動中に「ながら読書」
◯電車や車での移動時間に「ながら読書」
◯洗濯、掃除などの家事の最中に「ながら読書」
→【コロナ禍でお家時間を楽しむ読書】高齢者(シニア)に読んで欲しい本・書籍まとめ
シニア世代の『オーディオブック』利用調査
『オーディオブック』を展開する株式会社オトバンクでは、60歳以上のシニアユーザーを対象としたオーディオブック利用に関する調査結果を発表。『オーディオブック』の利用が増加しているシニアユーザーの実態が明らかになりました。
【調査結果概要】
①オーディオブックを利用するシニアユーザー(60歳以上)の7割が働くシニア
②昨年と比べて利用時間が増えていると感じているシニアユーザーは4割。1週間のうちオーディオブックを聴く時間は平均10時間
③シニアユーザーの6割は、「ほとんど毎日(43%)」「週4~5日(20%)」と聴く頻度も高く、日々の生活にオーディオブックをとりいれている
④シニアユーザー、7割は「スマートフォン」を使って聴いていると回答。デジタルやITの活用に前向きなスマートシニアが多い
⇒【シニア女性のスマホ事情】実際はどうなの?シニア女性のスマホ利用のリアルとは
①オーディオブックを利用するシニアユーザー(60歳以上)の7割が働くシニア
オーディオブックを利用するシニアユーザー(60歳以上)の職業を調査したところ、7割が会社員、自営業、パートなどの仕事をしている働くシニアでした。
②昨年と比べて利用時間が増えていると感じているシニアユーザーは4割。1週間のうちオーディオブックを聴く時間は平均10時間
オーディオブックの利用時間について、約4割(38%)のユーザーが昨年と比べて聴く時間が「増えた」と回答。シニアのスマートフォン利用慣れや、コロナ禍での在宅時間が増えたことによって利用時間が増えていると思われます。
また、1週間のうちオーディオブックを聴いている時間は平均10時間であることもわかり、1週間で60時間聴いているユーザーも判明しています。
③シニアユーザーの6割は、「ほとんど毎日(43%)」「週4~5日(20%)」と聴く頻度も高く、日々の生活にオーディオブックをとりいれている
オーディオブックの使用頻度については、シニアユーザーの6割が「ほとんど毎日」「週4~5日」利用していると回答。オーディオブックを聴くことが「習慣化」されていることが伺えます。
④シニアユーザー、7割は「スマートフォン」を使って聴いていると回答。デジタルやITの活用に前向きなスマートシニアが多い
オーディオブックを利用するシニアユーザーにデジタルやITの活用について調査したところ、「苦手意識がない」「あまり苦手意識がない」と回答したのは6割となりました。
オーディオブックを聴くデバイス1位は「スマートフォン」で7割、2位は「タブレット(2割)」と、シニアユーザー間でのデジタルの活用が進んでいます。
・調査内容:「オーディオブックの利用傾向」
・実施時期:2022年4月21日~5月9日
・調査対象:「audiobook.jp」を利用する20歳以上の男女940名、そのうち有効回答数は60歳以上の129名
・調査手法:インターネットを利用したアンケート調査
また、シニアユーザーは「自己啓発」「文芸・落語」のジャンルの本をよく聴いていることがわかっています。
→【読書の秋におすすめ】高齢者(シニア)に読んで欲しい本・書籍まとめ
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