京都の伝統的な木造家屋「京町家(きょうまちや)」等の空き物件情報ポータルサイトが初めて誕生し、今週26日から公開されました。
京都市が同日に発表したところ、いま二地域居住やビジネスの拠点を探している人たちから注目されています。
詳細を見ていきましょう。
京都に拠点求める起業家も誘致
新たに10月26日にオープンした情報サイトの名は「MATCH YA(マッチャ)」。
“未来と町家をマッチする”をキャッチフレーズに、(公財)京都市景観・まちづくりセンターが運営しています。
この「MATCH YA」は、文化的価値の高い京町家、古民家、近代和風住宅などの歴史的建造物に特化した不動産情報サイト。
空き物件の活用事例も詳しく紹介されています。
京都市や運営団体がめざす今回の目的は、京町家等の歴史的建造物の活用に向けて、新たな担い手を掘り起こすこと。
京都に拠点を求める首都圏などのIT企業やクリエイティブ企業、起業家などを誘致しようというものです。
→【デュアラーを目指す高齢者向け】東京都民が二拠点居住したいエリアランキング
入居者のインタビューも掲載
当サイトの主なコンテンツは次の通り。
【情報コンテンツ➊】京町家等の不動産情報の発信
文化的価値の高い京町家などの不動産情報を集約し発信する。
【情報コンテンツ➋】京町家等の活用事例と活用手法の紹介
⑴オフィス、コワーキングスペース、ショールーム、迎賓館、複合施設など比較的新しい活用事例を掲載
⑵物件オーナーやユーザーへのインタビューを通して現場の声を届ける
⑶不動産の仲介や改修に関わった専門家の解説を紹介
❑『MATCH YA~未来と町家をマッチするポータルサイト』はこちら
<問合せ先>
京町家等継承ネット(事務局:(公財)京都市景観・まちづくりセンター)
電話:075-354-8701 E-mail:matchya@kyoto-machisen.jp
上記の記事と画像の出典:京都市 公式サイト
シニアには「グランドマスト京都嵯峨野」
そんな京都での二地域居住の拠点として、「おとなの住む旅」では「グランドマスト京都嵯峨野」をおすすめしています。
京都の嵯峨野といえば、かつて平安貴族が別荘を構えた由緒ある地。豊かな自然に囲まれた風光明媚なエリアです。
「グランドマスト京都嵯峨野」は、アクティブシニアに適した“サービス付き高齢者向け住宅”。
周囲には飲食店も多く、最寄りの帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅前は「大映通り商店街」が賑わいを見せています。
天然温泉の「天山の湯」も歩いて6分ほどの距離で、心身を癒すにはまたとない生活環境です。
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【編集部コメント】
コロナ禍でのテレワークの普及もあり、二地域を拠点に生活する「デュアラー」が増えています。
デュアラーや二地域居住について、今話題の『デュアラー』とは?『二地域居住』について詳しく解説!の記事でまとめています。
🔻二地域居住に関する記事
国が「二地域居住」の推進に本腰を入れて取り組みます。 国土交通省は19日、全国約600の地方自治体や関係事業者などと連携し、「全国二地域居住等促進協議会」を3月9日に設立すると発表しました。 二地域居住の普及に向けて「国民的運動を起こす」とまで記者発表で表明しています。(→「二地域居...
東京・山梨で二地域居住をしているパンダ夫婦さん。 おとなの住む旅では、二地域居住をしようと思ったきっかけから、デュアラーの魅力についてインタビューさせていただきました。 暮らし方のヒントや将来に備えて行っている工夫まで、参考になる情報盛りだくさんです。 デュアラーが気になる・二...