健康寿命を延ばし、生涯にわたって自立をめざすという「サービス付き高齢者向け住宅」(通称:サ高住)が今年10月、横浜市にオープンします。
果たしてどんな“仕掛け”があるのでしょうか。
老後の住まいを検討しているアクティブシニアの皆さんは、一見の価値がありそうです。
心の健康保つコミュニティ活動
このサ高住は野村不動産と野村不動産ウェルネスの両社が運営する「オウカス日吉」(全120戸)。
同社の高齢者住宅ブランド「OUKAS(オウカス)」シリーズの第4弾となります。
「OUKAS」が注目されているのはさまざまなコミュニティ活動のほか、音楽コンサートなど心の健康を促す取り組みが充実しているからです。
今回のサ高住には、次のような「見どころ」があります。
➊〈サービス〉フィットネスクラブと連携
フィットネスクラブ「メガロス」と共同開発した独自の運動プログラムを実施します。
また、栄養士による食事の提供や交流イベント、地域の医療・介護サービスとの連携によって、入居者の健康寿命を延ばすことに力を入れる点などが大きな特徴です。
➋〈コミュニティ〉コンサートで心安らぐ
さまざまな運動や文化系のイベントが行われます。
定期的に音楽コンサートも開催されるので、入居者の心の健康が保たれるでしょう。
➌〈建物〉2層吹抜けのホールが圧巻
館内の施設を挙げると、広いガーデンスペースや2層吹抜けのエントランスホール、フィットネススタジオ、コミュニティカフェ、ダイニング、温泉大浴場(人工)、カラオケ&シアタールームといった具合。
共用の施設がとにかく充実しています。
➍〈立地〉スーパーや飲食店も徒歩圏内
東急東横沿線最大の複合開発エリアに立地しているので、スーパーや飲食店、医療機関等が集積する商業施設、健康施設などが徒歩圏内に揃っています。
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【OUKASシリーズの入居者の声】
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首都圏で800戸超を運営
このOUKAS(オウカス)シリーズはすでに開業した3棟・382戸(船橋、幕張ベイパーク、吉祥寺)に加え、今後3棟・451戸(日吉、志木、仙川)がオープンする予定。
同社は首都圏で合わせて6棟・831戸を運営していくとしています。
本記事と画像の出典:野村不動産ホールディングス㈱ 公式サイト
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