ここ数年で、幅広い年齢層から二拠点居住が注目されています。
シニア世代で「二拠点居住をしたい、でもどのエリアがいいのか決めかねている」という人も多いでしょう。
そこで参考にしたいのが、住みたい街ランキングや人気の二拠点居住エリアのデータです。
この記事では、住みたい街・二拠点居住先で1位の街で暮らした感想と、シニアにおすすめな理由を解説します。
住みたい街ランキング1位「横浜」、住んでみた感想は?
リクルート住まいカンパニーが発表した「SUUMO住みたい街(駅)ランキング2021」(関東版)のTOP3位は以下です。
1位:横浜(京浜急行本線)
2位:恵比寿(JR山手線)
3位:吉祥寺(JR中央線)
毎年注目度の高い「SUUMO住みたい街(駅)ランキング2021」(関東版)が昨日、リクルート住まいカンパニーから発表されました。 コロナ禍がもたらしたテレワークの普及、二地域で生活する「デュアラー」が話題を呼ぶなか、いま「住みやすい街はどこか」に人々の関心が集まっています。(→「二...
1位は横浜エリア。
横浜で約4年間暮らした感想と、シニアが住む上での魅力と家賃相場を見ていきましょう。
横浜暮らしがシニアにおすすめな理由は「便利さ」
京浜急行本線から徒歩10分以内のマンションに住んだ感想を一言で表現すると、圧倒的な便利さ。
買い物から飲食、移動までどの面においても便利です。
飲食店に困ることはなく、お出かけも徒歩圏内。
食料品から家電製品、服など、必要なものを入手できます。
電車で数駅移動すれば、緑や海などの自然を堪能できる公園もあり、飽きることなく日々を快適に過ごすことができました。
さらに、離れて暮らす家族に会いに行くときも、京浜急行線に乗れば羽田空港まで直通。
九州の家族・親戚との集まりの際、非常に助かっていました。
街を歩いていると、予想以上にシニアの方が多かったことが印象に残っています。
横浜は、大学生や会社勤めの30~50代におすすめの街でもあり、アクティブシニアの方が多く住んでいることが体感できました。
シニアの横浜暮らしの家賃は?
京浜急行本線の横浜駅の家賃相場を見てみましょう。
ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建て:8.74万円
1LDK・2K・2DK/マンション・アパート・一戸建て:14.57万円
データ引用:京急本線の家賃相場情報|不動産・住宅情報サイト ライフルホームズ
東京寄りのエリアよりも、2~6万円程度低い設定です。
1人暮らしの場合はワンルーム・1K・1DKでじゅうぶんですが、2人暮らしとなると窮屈に感じてしまうかもしれません。
もし横浜で1LDK・2K・2DKを借りたい場合は、少しエリアをずらせばお得な物件がたくさんあります。
家賃と相談して、自分が住みたい横浜エリアに数日・数週間滞在してから、住まいを決めてみてください。
あわせて、車や声などの生活音が気にならない程度か、物件を決める前に調査しておくことをおすすめします。
二拠点居住したいエリア1位「鎌倉・三浦」、住んでみた感想は?
リクルート住まいカンパニーの「2021年コロナ禍での二拠点居住したいエリアランキング」で発表されたTOP3エリアは以下です。
1位:鎌倉・三浦エリア
2位:八王子・奥多摩エリア
3位:湘南エリア
コロナ禍において“二地域居住”への関心は高まっているのでしょうか。株式会社リクルート住まいカンパニーは、東京都に居住している人を対象にアンケートを実施。今回は、そのアンケートを集計した「東京都民が二拠点居住したいエリアランキング」をご紹介します。 2021年コロナ禍での二拠点居住したい...
三浦エリアに約10年住んでいる中、鎌倉はお出かけ先としてよく行きました。
鎌倉・三浦エリアがシニアの二拠点居住先としておすすめな理由を見ていきましょう。
鎌倉・三浦がシニアにおすすめな理由は「のどかさ」
鎌倉と三浦は、自然豊かでのどかな場所です。
住まいの周辺に緑や海があり、車やバスで足をのばせば神社や灯台、風車がある公園など楽しめるスポットがたくさん。
住人達からは街を大好きな様子が伝わってきて、つながりや絆を大切にしているところが伺えます。
京浜急行線やJR横須賀線で横浜までのアクセスが容易で、ふだんのお買い物は横浜までいかずとも横須賀中央駅が便利です。
鎌倉と三浦は、子どもからシニア世代まで、のんびり穏やかに暮らせるエリアです。
シニアの鎌倉・三浦暮らしは移動手段の確保が必要
鎌倉はじめ、特に三浦エリアで二拠点居住するとなると、移動手段の確保で悩むときがあるでしょう。
住んでみた感想として、正直なところ車があった方が便利なタイミングを感じることが多くありました。
車移動が好き・バス移動は極力避けたいという人は、車を持っていた方が良いでしょう。
ただ、バスが各方面に発達しているため、車なしでもじゅうぶん快適に過ごすことができたのも事実。
シニアが二拠点居住として鎌倉・三浦暮らしを検討する場合は、車移動は可能か、バスの使用に抵抗はないかなど検討することをおすすめします。
シニアの新しい住まい先・二拠点居住先探し。自分らしく生活しやすい場所を上手に選ぼう
住みたい街・二拠点居住先で人気の街を、実際に住んだ感想とともに紹介しました。
住みたい街1位の横浜は、圧倒的な便利さが魅力。
鎌倉・三浦エリアを二拠点居住先にすれば、のんびりと自然と一緒に豊かな暮らしができるでしょう。
おとなの住む旅では、住まい探しのコンシェルジュがシニアにピッタリの居住場所を相談・提案させていただきます。
二拠点居住をしている方へのインタビューも多数実施していますので、ぜひご覧ください。