【高齢者もデリバリ】地元だから安心!地域で取り組む「地元グルメデリバリー」

新型コロナによってあらゆる業界に変化が訪れました。例えば「オンライン診療」は、生活に欠かせない医療サービスをオンライン経由で実施。今まではあまり利用していなかった方もコロナを機に利用したのではないでしょうか。
(→「オンライン診療」とは?

オンラインだけでなく、私たちの生活にすっかり浸透したものがあります。それは外食のテイクアウトやデリバリーです。自宅で外食の味を楽しむスタイルが今まで以上に広がりました。ここ数ヶ月、残念ではありますが配達員の危ない運転で世間を賑わせている「Uber Eats」、「出前館」などがその代表例。利用している方も多いのではないでしょうか。

しかし、テイクアウトは民間企業主体のサービスだけではありません。売り上げが下がった飲食店を応援するべく、地域一丸となって地元飲食店と同様の取り組みを行うところも増えています。その一つが東京都・国分寺市が始めたサービスです。一体どのようなものなのでしょうか。早速見てみましょう。

地元高齢者にオススメ!国分寺グルメを堪能できる「ぶんじDELi」

2020年8月17日(月)より提供開始したのが、国分寺グルメを堪能できるデリバリー・テイクアウトサービス「ぶんじDELi」。こちらは国分寺市商工会が始めた取り組みです。地元の飲食店と提携して、デリバリー・テイクアウトサービスを提供します。

「ぶんじDELi」が生まれるまでの経緯

「ぶんじDELi」が生まれたきっかけは、言わずもがな新型コロナの飲食店への影響でした。コロナ禍で地元飲食店が深刻な影響を受け、多くの国分寺市民も外出自粛で外食をしたくてもできない状況。双方のニーズを満たすために、国分寺市商工会が立ち上がり、地域に特化したデリバリーサービスを開発したのです。

地元高齢者も安心して利用できる「ぶんじDELi」の特長

「ぶんじDELi」の特長は次の3つが挙げられます。この3つの特長は、国分寺市の高齢者にとって安心できるものでもあると思います。

<3つの特長>
1:地元の商工会が行っている事業なので安心して注文できる。
2:地元のお店のメニューを自宅で味わえる。
3:配送業者も地元業者なので地理に詳しくルール順守で迅速に配達できる。

また、ユーザーのメリットとしてオープンから当面の間、配送料金500円が無料です。

高齢者からすると、「Uber Eats」はよくわからない利用しにくいと思う方も多いかと思いますが、地元商工会
で行っているのであれば、それだけで安心感が高まると思います。加えて、地元飲食店のメニューなので、通い慣れた味を楽しめるのもまたうれしいですよね。

そして、配送業者が地元業者なので地理に詳しいことはもちろん、それをもとに会話に話が咲くこともあるかもしれません。

高齢者に「ぶんじDELi」をオススメする理由

「ぶんじDELi」は国分寺市内とその周辺にお住まいの方ならどなたでも利用できるサービスです。しかし、特にオススメしたいのが地元高齢者。その理由は、9月1日から国分寺市が対象家庭に配布する子育て・高齢者応援券の取扱もできるようになったからです。

地元高齢者にうれしい「高齢者応援券」が対象

子育て・高齢者応援券とは、国分寺市が国分寺市民に対して配布しているもの。対象は下記になります。

①令和2年5月31日時点で国分寺市の住民登録住民基本台帳に登録されている平成14年4月2日から令和2年5月31日までに生まれた「対象児童」が属する世帯の世帯主
②令和2年5月31日において、国分寺市の住民基本台帳に登録されており、令和2年5月31日時点で75歳以上の方

支給額は下記になります。

①対象児童1人につき5,000円分(1冊あたり500円券×10枚)
②75歳以上の方1人につき3,000円分(1冊あたり500円券×6枚)

※対象・支給額とものに国分寺市役所HPから引用

今後の展望としては、利用店舗13店舗(準備中も含む)を50店舗くらいまでに増やしたいとのこと。また、飲食店のみならず、食品小売店や物販小売店など小売り宅配サービスも行っていきたいとことでした。

このように地域一丸となると地元住民が盛り上がり、地域活性化につながりますね。また、地元という安心感は高齢者にとって大きなメリットです。利用できるサービスが至るところに生まれるといいですね。

▼関連記事▼

関連記事

  1. 【実感年齢白書2022発表】実際とは別に自分で感じる「実感年齢」、若い県ランクは3位大阪・2位高知、1位は?

  2. 【那須や伊豆でワーケーション】ペット可能物件など「お試し移住プラン」が続々登場!

  3. 50代から80代シニア女性に聞いた「最後の晩餐で食べたいもの」ランキング

  4. 【シニアにおすすめ】会えなくなったお孫さんにLINEで「ハロウィン」ギフトを贈りませんか

  5. +Life編集部、都内の介護現場を歩く Vol.1

  6. タイと日本で二拠点生活!してみて良かった理由と、お金の変化【デュアルライフ体験記④】

二地域居住するデュアラー
  1. もう削れない?物価高時代の食費節約法5選【お金の悩…

  2. シニア世代におすすめの花火大会 5選!花火大会を快…

  3. 【老眼鏡をファッションに】50代以上の方のための老…

  4. 50代から80代シニア女性に聞いた「最後の晩餐で食べ…

  5. 【東北への移住】シニアも東北で始める新しい暮らし…

  6. シニア女性577名に聞いた「モビリティ(自動車運転)…

  7. 【シニア世代におすすめ】猛暑の夏を快適に過ごす国…

  8. 【看護師や保健師が常駐】病院直結の安心感と趣味を…

  9. 75歳以降を楽しむために「我慢しないことが一番」!…

  10. 【父の本音】20代から70代シニアお父さんに聞いた「…

  1. 【高齢者のGoTo利用自粛】コロナ禍のお家の中(自宅…

  2. 【ダイジェスト 高齢期の住替えを考える】終の棲家に…

  3. 【ダイジェストVol.2】シニアに人気の趣味・登山編 …

  4. 【読書の秋におすすめ】高齢者(シニア)に読んで欲…

  5. 【高齢者の元気印】シニア同世代から元気をもらおう…

  6. 高齢者(シニア)におすすめオンラインサービスまとめ

  7. 【高齢者のペット事情まとめ】外出自粛中にペットを…

  8. 【シニアのペット共生】神奈川県にあるペット共生・…

  9. シニア対象”二地域居住の体験モニター募集&#82…

  10. 終活や脳トレに効果のあるシニアにおすすめ無料アプ…

【おとなの住む旅】二地域居住を実践する体験者の声
サ高住『グランドマスト江古田の杜』
私たちと一緒に働きませんか【住まいアドバイザー】

【50代のアクティブシニア歓迎】高齢者の住まい探しをサポートするアドバイザー募集!

Podcast(ポッドキャスト)記事を音声で聞く

おとなの住む旅 運営会社