嵯峨野のカフェ SARUT COFFEE
店主 野上 剛史さん
京都市在住、35歳男性。2016年11月、嵯峨野に「SALUT COFFEE」をオープン。
バランスの良いスッキリ味、フルーティーで爽やかな味、しっかりとした飲みごたえの3種のブレンドが人気。(公式サイト)
京都ほど、市内各地の特色が異なっている都市はないと思う。至るところに歴史的建造物があるものの、街によってその様相も味わい方も変わってくる。
かつて平安貴族が別荘地として愛した嵯峨野は、豊かな自然に囲まれた風光明媚なエリアだ。地元の人はもちろん、他県の在住者も惹きつける嵯峨野の魅力とは果たしてー。
思い思いに京都を拠点とし、それぞれ異なるライフスタイルを実践する方々に京都嵯峨野の魅力、そして京都で自分らしく暮らすコツについて話を聞いた。
地元屈指のライター兼フォトグラファー 千恋しさん 京都市右京区太秦在住、59歳男性。趣味はランニング、コーヒー店巡り。 京都の情報サイト「kyotopi(キョウトピ)」にて執筆中(京都の“いま”をお届け!kyotopi) 京都ほど、市内各地の特色が異なっている...
人と人との距離の近さが何よりも魅力
「嵯峨野は山と川のどちらもあって、のどかで大好きです。ここは高齢者も多い気がします。街なかも人混みが少なくて、暮らしやすいからですかね」と話す店主の野上さん。
リピーターで豆を買いにくる高齢者も少なくないとのこと。同店のコーヒーは高品質な生豆をハンドピックしたのち自家焙煎、点滴式ハンドドリップでじっくりと抽出する。そしてメニューはドリンクのみ。贅沢なコーヒーとゆったりした時間を楽しめる空間は、さがのっ子の憩いの場だ。
人と人との距離の近さが、嵯峨野の一番の魅力
「この辺りはお店と地域の人との交流が多いんじゃないかな。僕も『帷子ノ辻』や『常盤』にお気に入りのお店があってよく行きますね」。
人と人との距離の近さが、嵯峨野の一番の魅力かもしれない。