定年退職後に充実したセカンドライフを迎えるシニア世代、または自然の中でのんびりとした暮らしを求める子育て世代は、地方移住を考えている方も少なくないでしょう。
どんな移住先があるのか、本格的に移住する前にお試しで旅行してみたいものです。
今回は、そんな方に参考になりそうな「SMOUT(スマウト)」による人気移住地域ランキングをご紹介します。
「おとなの住む旅」用語をわかりやすく解説 『トカイナカ』とは 『トカイナカ』とは、都会(トカイ)と田舎(イナカ)を掛け合わせた造語。 都会にある高い利便性と田舎ののんびりとした暮らしのどちらも両立できるようなエリア(都会と田舎の中間地点)のことを『トカイナカ』と呼ばれています。 ...
「SMOUT(スマウト)」が発表した『SMOUT移住アワード2024上半期』
今回ご紹介する人気移住地域ランキングは、株式会社カヤックが運営するマッチングサービス「SMOUT(スマウト)」にて『SMOUT移住アワード2024上半期』として発表されたもの。
「SMOUT(スマウト)」・・・移住に興味のある人や地域とつながりたい人と、地域の人とをマッチングするWebサービス。
「SMOUT(スマウト)」に登録した一般ユーザー約6万1千人が2024年度上半期で興味を示したプロジェクトを元に作られており、上位にランクインした30地域が発表されました。
→【シニアに人気の街ランキング総まとめ】デュアラー高齢者が暮したい街は?
都道府県別の人気移住地域ランキング1位は、3年連続で長野県!
『SMOUT移住アワード2024上半期』にランクインした都道府県別のTOP10は下記の通り。
【都道府県別 人気移住地域ランキング】
1位:長野県
2位:滋賀県
3位:島根県
4位:福井県 / 鹿児島県
5位:兵庫県
6位:和歌山県
7位:山口県
8位:富山県
9位:岡山県
10位:奈良県 / 静岡県
※参照元:SMOUT
3年連続で1位となった「長野県」は、プロジェクトへの「興味ある」総数が2137件。2位「山口県」の「興味ある」総数760件の2倍以上を集めています。
都道府県をさらに細かく見てみると、1位は「長野県伊那市」。2位「山口県萩市」、3位「鹿児島県和泊町」、4位「静岡県南伊豆町」、5位「島根県海士町」と続きます。
「長野県伊那市」が移住地域ランキング1位となった理由には、下記のようなものがありました。
○古民家をリノベーションするお手伝い求人が関心を集める
○週24時間・副業可の集落支援員募集の求人が人気
→「移住希望地ランキング」発表、シニアも東京の近くを好む?! 3位栃木県、2位群馬県、4年連続堂々の1位は?
人気の移住キーワードも合わせて発表!
さらに「SMOUT」では、2018年6月のサービス開始から2024年10月現在までの蓄積したデータから人気の移住キーワードも発表。
「SMOUT」のプロジェクトには、最大5つまで関連するキーワード(タグ)を設置することが可能ということで、ユーザーが「興味あること」に選んだタグを集計した結果、人気トップ5は以下のようになっています。
1位 空き家
2位 試住・暮らし体験
3位 宿泊・観光
4位 おひとりさま移住
5位 地域おこし協力隊
→『トカイナカ』とは?都道府県別の移住希望地ランキングを紹介
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「おとなの住む旅」を運営する㈱イチイ(東京新宿区)では、『高齢者向けビジネス』として住宅分野(施設サービス)を展開しています。
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