年の瀬恒例の『今年の漢字』が今週12日に発表され、2022年は「戦」が1位に選ばれたことがいま話題を呼んでいます(応募は約22万票、日本漢字能力検定協会主催)。
その一方、『シニア世代が選ぶ今年の漢字』も同日に発表され、2022年は「耐」に決定しました。
「耐」をトップに選んだシニアの皆さんには今年一年、どんな想いがあったのでしょうか。
60代〜80代のシニアは「耐」選ぶ!
この『シニア世代が選ぶ今年の漢字』ランキングは、血圧の記録・管理アプリで知られる㈱カラダノート(東京・港区)が今年12月初旬にシニア層へアンケートを行って集計し、12月12日に発表したものです。
その結果は、今年をあらわす一字は1位が「耐」、2位が「忍」、3位が「戦」に決まりました。
今回の調査に回答した60代〜80代の約500名のうち、1位の【耐】と答えたのは約7%、次いで2位の【忍】と3位の【戦】は各々約5%のシニア世代から選ばれました。
【耐】と【忍】を選んだ理由では、長期化する新型コロナウイルスのために我慢することが少なくなかったから、という声が数多く挙がっています。
3位の【戦】については、ロシアのウクライナ侵攻を理由に挙げる人が多数でしたが、その他に北京冬季オリンピックやサッカーワールドカップなど、戦いに関わる出来事が多かったため、という声もあります。
4位の【病】は新型コロナウイルスや持病の治療に向き合ったこと、5位の【変】は「孫の誕生」「転職した」「資格を取った」など、個人のライフイベントの変化が理由として挙げられました。
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想いは、無事に過ごせた一年に感謝
次いでランキング外でも、シニア世代ならではの漢字が多数選ばれたので、その一部について回答理由と合わせて紹介します(文は抜粋)。
今年一年を無事に過ごせたことに対する、シニアの皆さんの想い(感謝など)が伝わってくるようです。
【喜】「今年、喜寿を迎えました」(70代男性)
【結】「3人の子どもが全員結婚しました」(60代男性)
【私】「65歳で定年退職となり、新しい生活が始まった年です。会社中心の生活から、これまで以上に自分や家族のための生活に変えていきたいと思います」(60代男性)
【幸】「今年は健康にも恵まれ、ドライブで夫といろいろな温泉に行けました」(70代女性)
【歩】「1日4000歩を歩くことが現在の目標です」(60代男性)
この記事と画像の出典:㈱カラダノート 公式サイト
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