一昨年からのコロナ禍により、全国各地の伝統的なお祭りは軒並み開催中止に追い込まれました。
そんななか、日本を代表する67の祭りを迫力のある写真で綴った書籍が刊行されます。
実際に祭りを観賞できない今、貴重な新刊本といえそうです。
今週発刊!ねぶたも阿波おどりも収録
この新刊本『祭 Matsuri』は今月26日、㈱パイ インターナショナル(東京・豊島区)から発刊されます。
古くから日本人の生活に根づいている“お祭り”。
本書は「青森ねぶた祭」「阿波おどり」「祇園祭」など”日本の祭りと言えばこれ”という全国67の祭りを、象徴的な見どころで分類している点が特色の一つです。
さらに、祭の成り立ちに迫る今までにはない切り口で紹介しています。
曳山の迫力、火祭りの熱気、優美な舞など、心躍り、いつか行きたくなるような祭りを臨場感あふれる写真で綴っている点が一番の見どころです。
⇒【高齢者におすすめの本】萩本欽一さんからの応援本『80歳、何かあきらめ、何もあきらめない』が発売
勇壮な火の祭りに魅せられ
【本書の見どころの一つ「鞍馬の火祭」】
毎年10月22日に行われてきた京都三大奇祭の一つ。
氏子たちに担がれた大小の松明(たいまつ)が「サイレヤ、サイリョウ」の勇ましい声とともに、鞍馬街道を往来。
鞍馬の里が火の粉に包まれる美しくも勇壮な火の祭りです。
その起源は天慶3(940)年にまでさかのぼります。
⇒【シニアにおすすめの本】『誰も書けなかったジャンボ尾崎』74歳レジェンドのゴルフ理論、一挙公開!
【本書の監修者】小川 直之教授
1953年生まれ。國學院大學教授。
著書に『日本の歳時伝承』(KADOKAWA)、『日本の食文化1 作法と食事』(吉川弘文館)などがある。
【新刊本】『祭 Matsuri』の情報
書名:『祭 Matsuri』
仕様:B5判変型(257×162mm)、ソフトカバー、320ページ(フルカラー)
価格:本体2,700円+税
発売日:2022年1月26日
発行元:㈱パイ インターナショナル
この記事と画像の出典:㈱パイ インターナショナル 公式サイト
🔻関連記事
一般社団法人構想日本は、「ふるさと住民票®制度」の登録者である『ふるさと住民』が全国で5,000人を突破したと発表。「ふるさと住民票®制度」や『ふるさと住民』とはどういったものなのか、ご紹介します。 希望する人は誰でもなれる『ふるさと住民』 『ふるさと住民』とは、住民票とは別に「...
2022年版の「住みたい田舎ベストランキング」が先週発表され、「人口20万人以上のまち」では秋田県秋田市が「シニア世代部門」で初めて1位を獲得しました。 高齢者に優しい都市を目指す秋田市は、緊急時の通報システムなどシニア層への手厚いサポートが高く評価されています。 二地域居住や移住を...