
趣味としてや健康のためにアクティビティを行うミドル・シニアが増えています。どのようなアクティビティが人気なのでしょうか。
株式会社ハルメクが運営する雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する、ハルメク 生きかた上手研究所は、50~79歳のハルトモの女性464名を対象に【アクティビティに関する意識・実態調査】をWEBアンケートにて実施しました。ミドルからシニア女性のアクティビティへの意識を見てみましょう。
ミドル・シニア女性に聞いた「アクティビティへの興味関心」

体を動かすことやそれ以外の習い事・学びについて尋ねました。すると、「体を動かすことをしている(してみたい)」は85.6%、「それ以外の習い事や学びをしている(してみたい)」は69.8%、どちらにも該当しないのはわずか3.7%で、96.3%のシニア女性がアクティビティに意欲的であることが分かりました。
身体を動かすことをしている(してみたい)人の67.3%、それ以外の習い事や学びをしている(してみたい)人の71.3%と多くの方がお金を払ってアクティビティを行っていることが分かりました。
ミドル・シニア女性に聞いた「体を動かすことについて」

体を動かすアクティビティの中でも、日常的に楽しんでいる人の割合が特に高いのは、「ウォーキング・散歩」「ジム通い・ヨガ・ピラティス・ダンスなど」でした。
新しく始めてみたい人の割合が高いのは、「プールでのスイミング・エクササイズ」「ダイビング・シュノーケル・サーフィンなどの海でのアクティビティ」といった水系のアクティビティに加え、「太極拳、少林寺、テコンドーなどの東アジアの武道」「剣道、弓道、柔道などの和の武道」といった日本を含めたアジアのアクティビティ、また「ボッチャ、モルックなどの新しいスポーツ」「吹き矢、輪投げなどの屋内スポーツなど」の強度が弱めのアクティビティが挙がりました。
ミドル・シニア女性に聞いた「イエナカアクティビティについて」

では、自宅でできるアクティビティではどのようなものが人気なのでしょうか。「イエナカアクティビティ」として新しく始めてみたいこととしては、「勉強(語学、資格、学校など)」「イラスト・絵を描く/書道/俳句・川柳/執筆」「ボードゲーム・テーブルゲーム(オセロ、囲碁、将棋、チェス、麻雀など)」などが挙がり、頭を使う活動や創作系のアクティビティへの関心が高い傾向が見られました。また、「踊ってみる」といったエンターテインメント性の高いアクティビティへの関心度も高い結果となりました。人数自体は少ないものの「演じてみる」ことについては、日常的に楽しんでいる層と新しく始めてみたい層とのギャップが大きい傾向が見られました。
アクティビティについての自由回答
・ドラッグで品出しバイトをしており、空いている棚に商品を入れるのが、リアルゲームのようで面白いし、 お金をもらって筋トレと脳トレができる。(65歳)
・毎日欠かさずウォーキング、時々のハイキングをしながら健康を保持できると共に、草花を観たり、自然と触れ合う事でストレス発散になる、また雑草や木の実で作品を作ることが趣味となり、作品展やフリマに出品、自分の作品を見てもらったり共通の趣味の友達ができたり、コミュニケーションが広がる。またフリマアプリで購入していただく事で、自身の自己満足感が得られる。(67歳)
・暗闇トランポリンフィットネスをテレビで見て、全身運動になりそうだし、簡単そうだし、何と言っても、暗闇なので恥ずかしくないと思ったから始めてみたいと思いました。(62歳)
・現在、興味があるのは吹き矢である。練習日程が合わないので時期を待っている。(75歳)
・今度はキックボクシングに挑戦してみたい。(60歳)
・新しいことは、「実験」みたいで楽しいから(70歳)
ミドル・シニア女性の「イエナカアクティビティのモチベーション」

「イエナカアクティビティ」で「今、日常的に楽しんでいること」をするモチベーションは、アクティビティのタイプによって大きく異なることが分かりました。タイプは【作】【視】【動】【学】【遊】の全5種で、それぞれについての説明は以下です。
-
- 【作】は、「好きなことに没頭できる」が圧倒的に高く、次に「生活にメリハリや張り合いが生まれる」「気分が明るくなり、前向きな気持ちになれる」が多い。
- 【視】は、「新しいことを知ったり学んだりできる」と「特に目的はなく時間をすごせるから」といった、両極の意味があるモチベーションが高めである。
- 【動】も「気分が明るくなり、前向きな気持ちになれる」「気持ちが落ち着き、心が穏やかになる」と、こちらも複数の意味をもつモチベーションが高い。
- 【学】は、「新しいことを知ったり学んだりできる」「気持ちが落ち着き、心が穏やかになる」と、モチベーションが高い。
- 【遊】へのモチベーションは少なく「特に目的はなく時間を過ごせる」が最も高い。
また、今年の冬「自宅で(おこなってみて)楽しかったこと、よくやっていたこと」で、目立った回答は、一人でできること、ネットの活用、社会とつながることでした。以下、回答です。
■一人でできること
- 本の修理です。心がトキメキます。一人で楽しめる最高の行いです。(57歳)
- かるたの一人取りを少しやってみました。構えなどが少し上達した気がしてうれしかったです。(62歳)
■ネットの活用
- 推し活のブログで、アクセスを伸ばし、フォロワーと交流できたこと(65歳)
- AIに相談したり教えてもらったり活用していた。とても楽しかった。(65歳)
■社会とつながること
- エッセイを書いて新聞社に投稿していた。反応が大きく嬉しい。(51歳)
- 着物リメイクで洋服作りをしている。ほどく前に着用もする。地域の高齢者教室に日常着として着用できるようになった。帯を作り直したりおそろいのバッグを作ったりと広がっている。和服をくださる人がいて、お返しにバッグなどを作って差し上げると相当喜んでもらえる。高齢の人の家に行って一緒に(ほとんど私)縫い物をしたりもした。(74歳)
以上、50~79歳のミドル・シニア女性464名を対象に実施した【アクティビティに関する意識・実態調査】でした。
▼シニアとアクティビティに関わる記事はこちら▼
関東圏に住むアクティブシニアにとって、アクセスの良い「茨城県」は二拠点生活の滞在先として、かねて人気の高いエリアです。 そんな茨城県がこのほど、アウトドアを満喫できる「体験王国ツーリズム」を打ち出し、注目を集めています。 この機会に茨城まで足を運び、新たなアウトドア体験を楽しむのも良さそ...
ゆっくりとできる時間を確保できたシニア世代におすすめなのが海外旅行です。 国内旅行とはまた違った楽しみがあり、海外には人生で一度は見てみたいようなお祭りが開催されています。 今回は、「阪急交通社」が実施したアンケート調査『行ってみたい海外のお祭り』についてご紹介します。 海外の旅行...
長寿社会が進むなか、シニア世代の「健康」は、身体的なものだけでなく、心の充実や人とのつながりも大切だと考えられています。しかし、定年退職や子どもの独立をきっかけに、社会との接点が減り、孤立を感じる方も少なくありません。 そんななか、同じ世代の仲間とともに体を動かし、交流を深めることで、「第...
▼シニア賃貸をお探しの方はこちら▼







