
「暮らす」と「働く」を分けずに、ひとつの場所で楽しむ。
そんな新しい生き方を実現できる拠点が、千葉市・花見川団地に誕生しました。
商店街の一角にオープンした「団地テーブル」は、住まいと小さな商いを結び、地域と人をつなぐ新しい交流の場として注目されています。
高齢者の一人暮らしや住まいの不安を和らげる新たな選択肢として、政府が全国100カ所の高齢者向けシェアハウス整備を進める方針を発表しました。 介護や地域とのつながりも支えにしながら、安心して暮らせる「新しい住まいのかたち」に注目が集まっています。 この記事では、そんなシニア向け...
暮らしの延長で“商い”を楽しむ「団地テーブル」

千葉県花見川団地の商店街内にオープンした「団地テーブル」は、住みながら小さな商いを行える複合交流拠点です。

この施設を運営するのは、全国でコミュニティ型シェアハウスを展開する株式会社絆家。
UR都市機構による団地再生プロジェクト「チャレンジ12」と連携し、地域活性と新しい働き方を両立させたモデルとして注目を集めています。

「団地テーブル」では、日替わりの食堂、シェアリビング、シェア本屋、シェアハウスなどを併設。
入居者は、自身の特技や趣味を活かしながら、ハンドメイド販売や週末カフェを開くなど、気軽に“自分の店”を持つことができます。
「小商いシェアハウス」で叶える“暮らしながら働く”

団地テーブルの大きな特徴は、「小商いシェアハウス」という新しい暮らし方。
住民が生活の延長で仕事を生み出せるよう、業務用キッチンや調理設備を完備。初期費用を抑え、日替わりで営業できる仕組みを導入しているため、リスクを最小限に抑えて夢に挑戦できます。
地域住民や来訪者も自由に参加できる「日替わり食堂」では、手作りスイーツやコーヒーの販売、パンまつりなどのイベントが開催され、団地全体に新しいにぎわいを生み出しています。
地域とつながる「まちの縁側」へ

「団地テーブル」は、若者だけでなくシニア世代にも開かれた場所。
趣味でお菓子作りを楽しむ方や、手仕事が得意なシニアが出店することもあり、地域の知恵や技を生かした交流の場としても機能しています。
団地の中で、世代や職業を超えて人と人がつながる“まちの縁側”を目指しています。
名称:団地テーブル
所在地:千葉市花見川区花見川2-42-5
アクセス:京成線「八千代台」駅からバスで約10分
居室数:全6室(全室個室)
共用設備:キッチン、リビング、Wi-Fi、業務用厨房、イベントスペース
運営:株式会社絆家
公式サイト:https://kizunaya-s.com/blog/news/koakinai/
小商い×シェアハウスが可能な複合交流拠点「団地テーブル」

「団地テーブル」は、住まい・商い・交流がひとつに溶け合う新しい暮らしの形を提案しています。
暮らしの中に小さな挑戦を取り入れたい方、地域と関わりながら働きたい方にとって、理想的な環境といえるでしょう。
団地という懐かしい場所から、未来の暮らしが静かに動き始めています。
当サイト「おとなの住む旅」では、元気なシニア世代におすすめの住まいも紹介しています。
ご興味がある方は、ぜひ下記ボタンよりお問い合わせください。
使われていない空き家を、もう一度人が集う場所へ。 高齢化や人口減少の影響で増え続ける空き家の活用は、今や多くの地域で大きな課題となっています。 そんな中、東京都豊島区で長年空き家だった築69年の建物が、シェアハウスとして生まれ変わりました。家を手放さず、地域にも貢献できる取り組みとし...
年齢を重ねても、自分らしい暮らしをあきらめたくない——そんな願いに応える新たな住まいのスタイルが、東京に誕生しました。 2025年4月に完成した「フキネコテラス」は、建築家が手がけた空間設計と見守り支援サービスを組み合わせることで、高齢者をはじめとした単身生活者が安心して暮らせる“自立型シ...






