
現役世代とシニア世代では考え方や価値観が変わります。住まいに対しても同様です。シニア世代が良いと思っていても子世代からすると不安になったり、その逆のパターンもあります。シニア世代は住まいに対してどのように考えているのでしょうか。
リコーリース(株)は、シニア向け賃貸住宅「アンジュプレイス」を提供する企業として、65歳以上のシニア世代とその子世代(40~59歳)、計861名を対象にシニア世代の「今後の住まい」に関するアンケート調査を実施しました。シニア世代と子世代それぞれが考える住まいの希望と両者のギャップを見てみましょう。
シニア世代と子世代に聞いた「今後の住まい」「住み替え」について

はじめに、今後の住まい(住み替え)について質問すると、「住み替えるつもりはない」と回答したシニアは73.0%と最多でした。それに対し、親が「住み替えるつもりはない」と予測する子世代は53.6%で、シニア世代の回答と約20%の開きがあります。次いでシニアの回答が多かったのは「いずれ住み替えたい」で12.9%でした。

次に、住み替え検討者が希望する住居形態について調べると、最多は「持家(買い替え含む)」で38.8%でした。
では、子世代はどう考えているかというと、親の住み替え先は「持家」28.6%、「介護付き施設」26.4%に次ぎ、「シニア向け賃貸住宅」が23.6%と、三者がほぼ同水準で拮抗する形となりました。

住まいについてはシニア世代は子どもと話し合っているのでしょうか。シニア世代の回答は、住まいについて「話をしたことがないが、機会があれば話したい」が26.5%、「今後も話す予定はない」が31.6%でした。このことから、十分な対話ができていない状況だと分かります。
では、子世代はどうなのかというと、親との話し合いは「話をしたことがないが、機会があれば話したい」25.5%、「今後も話す予定はない」26.0%と、やはり十分な対話ができていない状況でした。
まとめ
シニア世代の7割以上が「住み替える意向はない」と回答する一方で、子世代の予測とは約20%の差が見られました。子世代は親の住み替え先を比較的多様に捉えており、約4人に1人が「シニア向け賃貸住宅」を希望先として挙げています。
また、シニア世代・子世代ともに半数以上が「今後の住まいについて話し合ったことがない」と答えているものの、「機会があれば話したい」とする回答が両世代で約25%存在していることから、親子間で今後の住まいについての潜在的な対話ニーズが一定数存在することが明らかになりました。
当サイトでもさまざまなシニア向け賃貸住宅をご紹介しています。住み替えを考えている人はお気軽にお問い合わせください。
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