シニアの間で近年一気に広まった「終活」。残された家族のためにも、先を見据えて身辺整理の準備をするシニアも多いことでしょう。(→「終活」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
そんな終活に役立つアイテムを様々な企業が発売しています。今日はその中でも累計販売数100万冊を突破した人気シリーズをご紹介します。
手軽に書ける「遺言書キット」
文房具の大手メーカー・コクヨ株式会社では、「遺言書キット」「エンディングノート<もしもの時に役立つノート>」などのライフサポートシリーズ商品を販売。こちらのシリーズは2017年3月末時点で累計販売数100万冊を突破しました。(→「エンディングノート」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
第1弾となる「遺言書キット」は、手軽に遺言書が書けるキットということで、発売から2017年3月に至るまで約18万冊を販売。第2弾として発売された「エンディングノート<もしもの時に役立つノート>」は、2010年の発売以降3ヶ月で5万冊、6年で販売数は60万冊を超えるヒット商品です。こちらは日常生活で必要な情報(銀行口座や保険、クレジットカードの情報など)を書き込めるもので、年齢問わず書き込める仕様。
他にも日々の人付き合いで必要となること(贈答記録や親族表など)を記録できる「人とのおつきあいを大事にするノート」や、通院歴・病歴を残せる「からだを大事にするノート」など、8種類を展開。
終活だけでなく、日頃から必要となる情報の整理アイテムとして活用できるシリーズです。情報を整理することで、もしもの時も慌てずにすむことができますね。