茶道・華道、書道などの分野でプロとして活動するシニアの方々は数多くいらっしゃいますが、朗報です!
新型コロナウイルス感染拡大で、活動自粛を余儀なくされた文化芸術関係の個人・団体に対し、国(文化庁)が支援に乗り出しました。
個人にも最大150万円を補助する「文化芸術活動の継続支援事業」が今月10日より、申請の受付が始まっています。
今後の活動の再開に向けた取り組みに対し、必要な経費の一部を支援するものですが、該当する方は検討してみてはいかがでしょう。
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「文化芸術活動の継続支援事業」、7/10募集スタート!
1.対象になる文化芸術分野とは
〇音楽、演劇、舞踊、映画・アニメーション
〇コンピュータ、電子機器等を利用した芸術
〇伝統芸能(雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、組踊、その他)
〇大衆芸能(講談、落語、浪曲、漫談、漫才、歌唱、その他)
※〇美術、写真、茶道・華道、書道、国民娯楽(囲碁・将棋・その他)
(※個展の開催や対局の公開で収入を得るなど、下記の3の条件①②③を満たす場合に限ります)
2.対象になる者は
文化芸術活動を行う個人又は小規模団体(従業員おおむね20人以下)です。
具体的に主な対象者は
〇フリーランスを含む個人事業者 <プロの実演家、技術スタッフなど>
〇会社
〇社団・財団法人
〇NPO法人
など
公演・制作の準備などの経費を補助
3.活動内容の〝条件〟とは
次の文化芸術活動です。
➀不特定多数に公開してチケット収入等を上げる活動
➁コロナによるイベント等の自粛で大きな影響を受ける活動
➂再開が困難だったり、収入が下がる可能性のある活動
4.対象になる〝取り組み〟とは
次の取り組みに対し、必要な経費を補助してくれます。
(1)次の➀~➂いずれかの取り組みです。
➀観客などの回復、開拓に向けた取り組み
➁活動の継続・再開のための公演・制作方法等の準備・実施
➂雇用契約の明文化等、経営の近代化への取り組み
〈筆者コメント〉➂は業界の慣習として、契約も“口約束”が多いため、これを是正することが狙いです。
(2)コロナ感染予防ガイドライン(業種別)に即した取り組み
〈筆者コメント〉消毒液やアクリル板の設置などが考えられます。
申請の締切りは8/28、早い者勝ち?
5.補助率、補助金の額は
上記の4.(1)の経費の2/3又は3/4 +(2)の経費は定額(10万円)
➊フリーランス等<標準的な取り組みの場合は>
上限額:20万円
➋フリーランス等<より積極的な取り組み※がある場合は>
上限額:150万円
※「より積極的な取り組み」とは例えば、感染症対策を踏まえた新たな練習⽅法の確⽴、動画収録・配信による活動の発信などです。
➌小規模団体
上限額:150万円 ※上記の4.(1)については上限100万円 +(2)は上限50万円
6.補助してもらえる経費とは
補助金の対象となる経費は「活動費」です。
具体的には賃⾦、諸謝⾦、旅費、リース・レンタル料、消耗品費、会議費、通信運搬費、 雑役務費。
それ以外の経費はすべて対象になりません。
7.申請できる期間は
第1次募集:令和2年7月10日~31日
第2次 〃 : 〃 8月 8日~28日
第3次 〃 : 〃 9月12日~30日 <予定>
〈筆者コメント〉第3次募集は行わない可能性もあるとのことです。
予算(509億円)を使い切ってしまう事態を想定していると思われます。
申請は早い方がいいでしょう!
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