
毎年秋に発表される「シルバー川柳」の2022年作品募集が今週1日、いよいよスタートしました。
昨年はコロナ禍の世相を反映し「密ですと言われてみたい頭頂部」といった名句が話題を集めました。
今年はどんな名川柳が誕生するのか、早くも期待が高まっています。
「シルバー川柳2022」入選20名へ賞金1万
主催する公益社団法人全国有料老人ホーム協会は3月1日、「第22回有老協シルバー川柳」の応募作品を6月10日まで募集すると発表しました。
シルバー川柳は高齢者の日々の生活での気づきや想いを詠んだ川柳です。
今年も自作・未発表の作品であれば、応募者の年齢は問われません。
入選者20名には賞金1万円と賞状が授与されます。
入選作は9月19日の敬老の日に向けて、9月上旬頃に同協会HPで発表の予定です。
昨年は最年長の106歳から最年少の16歳まで幅広い年代の皆さんより、計16,621句の作品が寄せられました。
2006年入選「まっすぐに生きてきたのに腰まがる」
さて、今年の作品づくりに取り組むにあたり、これまでの21年間の入選作を振り返ってみてはいかがでしょう。
当サイトでは次の5作品を選んでご紹介します。
❑次の5作品と画像の引用元⇒『シルバー川柳ベストセレクション』20年間の名作100句傑作集
『全集中 しても開かない 瓶の蓋』〈2021年〉大分県、66歳女性

イラスト:古谷充子氏(以下、同じ)
『リード持ち 散歩に出たが 犬忘れ』〈2021年〉愛媛県、69歳女性
『ばあさんの 手づくりマスク 息できず』〈2020年〉埼玉県、82歳男性
『懐メロが 新し過ぎて 歌えない』〈2018年〉千葉県、65歳男性
『まっすぐに 生きてきたのに 腰まがる』〈2006年〉愛知県、72歳女性
この記事と画像の出典:(公社)全国有料老人ホーム協会 公式サイト、㈱ポプラ社発行「シルバー川柳11」「シルバー川柳ベストセレクション」(イラスト制作:古谷充子氏)
🔽関連記事