当サイトで紹介し応援してきた高齢者VTuber（バーチャルYouTuber）の「メタばあちゃん」が歌とトークのライブ番組（広島県三原市後援）の配信を始め、いま注目を集めています。
なにしろ高齢者VTuberは、アバターを介するために年齢や地域の壁を越えやすく、高齢者と全国の若者たちの交流が活発になっているからです。
そんな高齢者によるVTuberの可能性や将来性に、期待を寄せる声も広がってきました。
アイドルユニット「メタばあちゃん」デビュー！
元気でユニークな後期高齢者（75歳以上）の女性たちをメタバースの世界で人気アイドルに育てるという「メタばあちゃんプロジェクト」。
エンタメプロデュースのOTAGROUP株式会社（オタグループ、本社：広島市）が昨年始めた事業で、高齢者の「夢を叶える場所」を作り、「挑戦は何歳からでも遅くないことを証明したい」とする理念の実現が目的です。
現在、三原市出身の85歳「ひろこ」を筆頭に、オーディション（60名超が応募）を勝ち抜いた「ハマコ、はなえ、かおる」の計4名が「メタばあちゃん」の名でデビューしています（グループの年齢は平均80歳）。
9月18日「1st婆ちゃるライブ」開催
敬老の日の先週9月18日に開催された「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」は、広島テレビ公式VTuberの皐月れもんさんが司会を務め、ひろこによる「めだかの学校」の元気な歌声で幕を開けました。
「入れ歯が乾くから長くは喋れん」というシニアギャグでも大盛り上がり。
また、ハマコは音楽一家の家族たちの演奏のもとでジャズを披露しました。
続いて、昭和を想い出させる大きなテレビが登場し、モノクロの世界に。
ハマコ、かおる、はなえの3名で、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を熱唱。
昭和アイドルの名曲を歌いあげたのです。
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若者の声「辛いことも忘れるくらい楽しい！」
【トーク企画「みんなでマシュマロさんを食べよう！」】
匿名メッセージサービス「マシュマロ」で受け取ったメタばあちゃんへの質問に、メンバー全員が考えて回答しました。
新婚夫婦の「旦那様と仲良く一緒にいるための秘訣はなんですか？」という問いでは、メンバー同士の恋バナトークに発展し、盛り上がりました。
アンコールの「川の流れのように」では「メガひろこ」も登場し、フィナーレを盛り上げました。
長い年月を生きてきたおばあちゃん達による「川の流れのように」は、歌詞と相まって心に響いたとの感想が多数。
最後は「挑戦は何歳からでも遅くない」というメッセージでライブを締めくくり、若者たちにエールを送ったのです。
ユーチューブではこんな声が寄せられています。
「人生まだまだの若者ですが、嫌なことも辛いことも忘れるくらいに楽しませていただきました」
「新しいことに挑戦し、時代を楽しんでいるのが素晴らしいと思います」
▼「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」動画
この記事と画像の出典：OTAGROUP㈱ 公式サイト、YouTubeチャンネル「メタばあちゃん」
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