テレワークの普及で会社以外の場所で仕事をすることが当たり前になりましたが、仕事と遊びどちらもできるワーケーションの注目が高まっています。
ワーケーションのメリットは観光でリフレッシュしながら仕事ができることですが、それ以外にもあります。その土地の天候や雰囲気、食べものや利便性などを肌で体感できるので、移住や二地域居住を検討している方にもオススメです。
今回筆者は、GoToトラベルキャンペーンを利用してワーケーションを体験しに岡山へ行ってきました。今回は岡山ワーケーション中編(2日目)をご紹介します。
▼岡山ワーケーション前編はこちら▼
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岡山ワーケーションの2日目のスケジュール
1日目は友人と会うこと・観光をメインとしていたので、思いきり遊びました。2日目は打って変わって一人で楽しみつつ、仕事もしようと決めていたので気の向くままに行動。2日目のスケジュールは下記の通りです。
●2日目
11:00〜14:10 ホテルチェックアウト後、カフェと駅のホームのベンチで仕事
14:25 倉敷駅は到着
15:00 宿泊先にチェックイン
15:30〜17:00 倉敷美観地区を観光
17:30〜18:00 宿泊先の旅館で「離れ湯」で疲れを癒す
18:00〜19:00 客室にて仕事
19:00〜21:00 食事(懐石料理)
21:00〜22:00 仕事
22:30 就寝
岡山ワーケーションの仕事は隙間時間に
今回ワーケーションで意識したのは、観光ばかりして仕事をあまりせずに後悔…とならないようにメリハリをつけたこと。ポイントは隙間時間です。1日目のホテルをチェックアウトした後や移動時間、宿泊先での食事までの時間など、ちょこちょこ空く時間に仕事をして観光や旅館での食事を存分に楽しみました。
1日目のホテルをチェックアウトした後は、岡山駅に入っているスターバックスコーヒーで仕事をすることに。しかし、筆者はカフェでずっと仕事するのが苦手なのです(場所にもよりますが)。頑張っても2時間くらい。なぜならずっとカフェにいるのが申し訳ないからです。加えて、次の宿泊先・倉敷へ向かう時間も決めていたので、カフェで仕事をした後は駅のホームに少し早く行ってベンチや倉敷へ向かう電車内でも仕事をしていました。
こんなにちょこちょこ場所を変えると集中できないのでは?と考える方も多いと思いますが、筆者の場合は短時間で移動することを意識すると、たとえ5分でもいつも以上に集中して仕事が捗ります。
岡山ワーケーションでの仕事内容
岡山ワーケーション中の仕事内容は下記です。
・メール、チャットアプリの返信
・執筆
筆者の職業はライターとディレクターです。毎日何かしらメールやチャットアプリで連絡が来ますが、そのほとんどがディレクターの仕事関連のもの。ディレクターの仕事はレスの速さが肝。指示出しや添削するデータのやりとりをするので、素早いレスポンスは欠かせません。間を開けないレスポンスはクライアントからの信用度も上がります。
岡山ワーケーション中は、メールチェックや添削などをカフェや移動中に行い、自分が執筆する時間は旅館での空き時間や食事が終わった後に行いました。
ワーケーションの鍵は時間管理
このように、隙間時間を全て仕事に充てた筆者ですが、隙間時間=時間に制限があるので、いつもよりも集中できます。結果、いつもよりも稼働時間は少ないものの、業務効率を下げずスムーズに行えました。観光を楽しみながら効率よく仕事をするには、時間を制限したほうがいいでしょう。
岡山ワーケーションで倉敷観光
2日目は倉敷美観地区にある旅館に宿泊しました。ここで倉敷美観地区の見どころをちょっとですがご紹介しますね。
岡山の名所・倉敷美観地区
歩いているだけで癒される倉敷美観地区。江戸時代の建物が並ぶ街並みは、まるでタイムスリップしたような感覚になりました。
口コミが高い旅館くらしき
2日目は旅館くらしきで宿泊しました。旅館くらしきは江戸時代の建物や蔵など改築した和風の老舗旅館で、口コミサイトでも評価が高い旅館です。お食事も美味しく、心温まるおもてなしも素晴らしい旅館でした。
2日目は倉敷美観地区を歩き回り、旅館で食事に舌鼓。もちろん仕事もしっかり行ったので充実した一日でした。この日はいつもよりも早く就寝。翌朝もすっきり起きられました。
贅沢なロケーションで仕事も捗った岡山ワーケーション2日目でした。残すは3日目。ここでも短いもののしっかり仕事をしました。家に帰るまでがワーケーション。次回は最終日の過ごし方についてご紹介します!
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