生涯学習をしている高齢者は5割以上
内閣府が行ったアンケートによると、この1年(平成24年~平成25年)の間に生涯学習を行っている60代以上の割合は、なんと5割以上。(→「生涯学習」とは?|おとなの住む旅 用語解説)
なかでも「健康やスポーツ」をされている方が、60代で31.7%、70代では28.8%と高い結果でした。
今や5割以上もの60代・70歳以上の高齢者が行っている生涯学習。
いったい、シニア世代の方々は何に興味があるのでしょうか!?
「シニア世代はどんな生涯学習に興味があるの?ランキング」ベスト5
1位:健康・スポーツ
「健康・スポーツ」のなかでも、健康法・医学・栄養・ジョギング・水泳など、アクティブに体を動かしたり栄養の知識を高めることに関心があるようです。実際、高齢になったからこそ身近にある公民館で行う、運動療法へ定期的に通う方もいらっしゃいますね。
参考:過去記事「心身機能活性運動療法 / 一般社団法人 日本ゲーゴル協会」
2位:趣味的なもの
音楽・美術・華道や舞踊、書道やレクリエーション活動など、自分の好きな分野を極める方が多くいらっしゃいます。
3位:家庭生活に役立つ技能
料理・洋裁・和裁・編み物など、日々の暮らしに彩りをつけて、さらに充実したシニアライフを満喫されている方が多いことが伺えます。
4位:教養的なもの
文学・歴史・科学・語学など、好奇心のおもむくまま、定年後以降でも知識探求の意思が強いことが見受けられます。
5位:ボランティア活動のために必要な知識・技能
60代の方も70代の方もほぼ同等に、社会貢献に関心が高いことがわかります。
いかに高齢者が幅広い分野に興味があり、活動しているかがわかりました。様々な分野でアンテナを張り、取り組むことが心身健やかでいる秘訣なのかもしれませんね。
参考:内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成24年度)
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