△茨城県境町の利根川大花火大会
恒例の「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」が2025年1月4日に発表され、山口県下関市や大分県豊後高田市など、移住先や二地域居住のまちとして名高い全国の各市町村が選ばれました。
このランキングは“日本で唯一”の田舎暮らしを紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社発行)が作成し、今年は13回目。
二拠点生活や移住を考えているシニア世代にとって、暮らしやすい街はどこにあるのでしょうか。
コロナ禍でのテレワーク普及によって、“二地域を拠点に生活”というライフスタイルを実践する『デュアラー』が増えています。 このページでは、『デュアラー』や『二地域居住』について詳しく解説し、実践者の体験談を紹介。 また、ライフスタイルに合わせ、暮らしてみたい街で〝トライアルステイ(お試...
移住者増の人気地ベスト100も発表!1位は茨城県境町
「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」の調査データは、移住定住の促進に積極的な全国の市町村を対象に、移住支援策や医療、子育て、自然環境、就労支援など314項目のアンケートを実施し、集計・ランキング形式にしたものです。
今回から新たに登場した「移住者増の人気地ベスト100」では、茨城県境町が1位に選ばれています。
利根川大花火大会で有名な茨城県境町は、年間で155人の人口増を実現。
公教育での英語教育は5歳からスタートし、小中学生をホームステイでホノルル市に派遣するなど、子育て世代を中心に人気を集め、定住促進住宅は倍率が10倍超となり、帰国家族からも移住希望がくるほどになっています。
第1位 茨城県境町
第2位 山梨県丹波山村
第3位 長野県栄村
第4位 大分県由布市
第5位 大分県豊後高田市
第6位 奈良県下北山村
第7位 長野県上松町
第8位 熊本県西原村
第9位 長崎県小値賀町
第10位 長野県佐久市
⇒『トカイナカ』とは?都道府県別の移住希望地ランキングを紹介|高齢者に分かりやすく解説
2025年版 住みたい田舎ベストランキング
1.人口20万人以上のまち
❑山口県下関市 ココに注目!
①飛行機や鉄道、バス、船と交通網が発達しており、まちなかでは車がなくても快適に生活できる
②地域子育て支援拠点の強化、子ども医療費助成、子育て支援タクシーアプリの提供など育児支援も手厚い
③空き物件を活用して起業したい人向けに補助制度がある
2.人口10万人以上20万人未満のまち
❑愛媛県今治市 ココに注目!
①瀬戸内海の美しい島々や世界的な海事都市などさまざまな顔を持つ。観光業、農業、工業など、多様な仕事のチャンスあり
②交通の便がいい。「しまなみ海道」により、架橋の島々や本州との行き来が車で可能。最先端のモビリティも運行中
③子育て支援が充実。子どもの発達に合わせた公園づくりや、二拠点教育が可能なデュアルスクールも
3.人口5万人以上10万人未満のまち
❑大分県宇佐市 ココに注目!
①創建1300年を迎える宇佐神宮、棚田百選や日本の滝百選、グリーンツーリズムをはじめ、多面的な魅力が揃う
②男性の育児休業取得促進奨励金、小・中・高校入学時の祝い金、シニア向け運動教室など、世代ごとの支援を実施
③移住者を対象とした定住促進用住宅地の無償貸し付け、および無償譲渡の制度が2024年にスタート
4.人口1万人以上3万人未満
❑大分県豊後高田市 ココに注目!
①ライフスタイルやライフステージに応じて活用できる移住・定住施策は全186項目におよぶ
②高校生までの医療費、中学生までの給食費、保育料・幼稚園授業料を無料化。高校生の給食費も無料化予定
③泉質の異なる6カ所の温泉や、シニアカー購入・レンタル費用補助など、シニアも住みよい環境づくり
5.人口5千人未満のまち
❑福島県浪江町 ココに注目!
①太平洋岸にあるため、気候温暖で暮らしやすい。請戸漁港の海の幸が豊富で、若者からシニアまで人気が高い
②2024年10月末日時点で79人と移住者が多く、誘致企業への就職、飲食店の起業など仕事の環境が整っている
③水素の地産地消、浪江駅周辺の再開発事業、福島国際研究教育機構の立地など、新しいまちづくりに挑戦している
⇒シニアの住替え先の候補に!『住み続けたい街ランキング』1位は神奈川県葉山町!その理由とは
時代とともに移住希望者や地域のニーズが急速に変化
■『田舎暮らしの本』編集長 生川 貴久氏のコメント
『2024年9月より、『田舎暮らしの本』編集長に就任した生川です。第13回となる今回は、人口別のランキングに加え「移住者増の人気地 ベスト100」というパートを設け、「住みたい田舎」選びに新たな視点を加えました。時代とともに移住希望者や地域のニーズが急速に変化しています。素敵な田舎暮らしを求める読者と自治体をマッチングさせるべく、さらに役立つ情報を発信してまいります。』※一部抜粋
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