日本航空(JAL)が今夏、農作業をしながら地元住民と交流し地方のリアルな暮らしが体験できるという短期滞在型(約2週間)の国内ワーキングホリデーを開始します。
二地域居住のプチ体験ができるとあって、二地域居住や移住を検討している人たちには格好の機会と言えそうです。
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「JALふるさとワーキングホリデー」始まる
今回の国内ワーホリ制度は、同社が「観光以上、移住未満」のキャッチフレーズで始めた『JALふるさとワーキングホリデー』。
地方に想いを寄せる都市部の人たちを対象に、都市に居住したまま現地を訪れ、農作業の就業体験などさまざまな体験をしてもらおうというものです。
その第1弾が8月22日から9月4日までの2週間、岩手県遠野市で実施されます。
同社は7月15日より、ビールホップの摘花作業や専業農家でのレタス収穫作業など、プログラムを3つに分けて参加者の募集を開始しました(8月10日締切り)。
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観光やテレワークもできる!
そんな農作業等の就業体験以外の時間は、自由に観光やテレワークなどに充てることができます。
今後の第2弾以降は、岩手県八幡平市や秋田県藤里町、鹿児島県奄美大島大和村などで実施する予定です。
近年は農業従事者の高齢化や後継者不足により、生産量が減少したり、耕作放棄地が増えるといった問題が生じています。
今回のJALの事業はその課題解決をサポートし、関係人口(地域とつながる人の数)を増やして街の活性化を進めることが目的です。
【注意事項】
⑴報酬(賃金)の詳細は専用サイトで確認ください。
⑵現地宿泊先は受け入れ先が手配(各プログラムで異なる)。
⑶移動交通費は参加者が各自手配のうえ負担します。
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今夏は「観光以上、移住未満」の旅へ
【第1弾 岩手県遠野市「遠野の夏休み!」概要】
1.実施期間:8月22日(月)~9月4日(日)
2.申込期間:7月15日(金)~8月10日(水)
3.募集人数:プログラムごとに数名程度
4.応募方法:次の専用サイトから申込む ❑専用サイトはこちら
農家民宿など3つのプログラムで募集
➊ホップセンターでの摘花作業
⑴滞在先:遠野市内の農家民宿
⑵内容:ホップセンターでは、真夏に収穫されたホップをツルから摘み取る作業を手伝います。
日本産ホップの将来にわたる生産体制を確立し、地域の活性化を目指す遠野市。
地元の大切な資産であるホップの魅力を最大限に活用し、「ホップの里からビールの里へ」をアピールしています。
➋専業農家でのレタス収穫作業など
⑴滞在先:遠野市内の農家敷地内にある「蔵」
⑵内容:耕作地を田舎の景観として保全する取り組みや有機農業のSDGsに取り組む専業農家などに滞在するプログラムです。
参加者は専業農家宅に寝泊りし(離れの「蔵」が寝室)、滞在中は家族の一員として農作業から家事まで行います。
3食を共にすることでリアルな農業を学べるなど、専業農家での貴重な体験ができます。
➌農業生産組合での草刈り作業、野菜収穫作業など
⑴滞在先:遠野市内の作業場周辺のシェアハウス
⑵内容:ホタルも住む清流「宮守川」が流れる宮守の里山で、草刈り作業とトマトの収穫作業などの手伝いをするプログラムです。
この里山では鍾乳洞の奥から湧き出す稲荷穴の名水をはじめ、自然の恵みを活かした農業、畜産、林業などが行われています。
里山の美しい風景を生み出す棚田は、きっと1日の疲れを癒してくれるでしょう。
この記事と画像の出典:JAL 公式サイト
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