60歳以上を対象とするeスポーツの全国大会「LEGEND CUP(レジェンド カップ)」が来週27日、オンラインで開催されます。
各地域の代表者決定戦を勝ち抜いてきたシニアのゲームの達人たちが全国から集い、「太鼓の達人」「スペースインベーダー」といったメジャーなゲームで腕を競い合う最後の決勝戦です。
いま日本の各地でeスポーツが高齢者に急速に広がり、静かなブームを呼んでいます。
その背景には、コロナ禍で高齢者の孤立を防ぎたいという地方自治体の後押しがあるようです。
千葉在住の森 浜子(もり はまこ)さんがこのほど、「最高齢のゲーム動画投稿ユーチューバー(Oldest gaming YouTuber)」として、ギネス世界記録に認定・登録されました。 ➡「ギネス世界記録 公式チャンネル」 〈本記事と画像はギネス認定団体・ギネスワールド...
「LEGEND CUP」、YouTubeで3月27日配信!
今回のeスポーツ全国大会「LEGEND CUP」は3月27日(日)13:00~16:00、ユーチューブでライブ配信されます。
主催するのは全国シニアeスポーツ大会実行委員会(富山県eスポーツ連合、富山県、末広開発)。
「集え、全国のレジェンドたちよ。」というキャッチフレーズを打ち出しました。
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略。
コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦を競技として行うスポーツで、社会の認知度も高まりつつあります。
⇒【高齢者の健康維持にeスポーツ】“孫にも一目置かれる存在”へ!日本初のシニアeスポーツチームとは
高齢者の孤立防げ!自治体が後押し
いま全国でeスポーツが高齢者たちに広がり、静かなブームを呼んでいるのはなぜでしょうか。
コロナ禍の現在、地域のイベントなどが相次いで中止され、高齢者の健康悪化、地域のつながりが希薄になっていくことが懸念されています。
そんななか、オンラインで誰とでも対戦できるeスポーツは、高齢者が参加しやすい(孤立を防げる)うえに、対戦を通じて若い世代とも気軽に交流できるというメリットが一躍注目を集めています。
こうした利点から、地方自治体などもeスポーツの高齢者への普及に力を入れてきたことがブームの大きな後押しになっているのです。
全国15道府県から地域代表者が参戦!
今回の大会では、今年3月に各地域で代表者1名(競技タイトルごと)を決める決定戦が行われました。
そして、来週の全国大会ではスコアアタック、リーグ戦、トーナメントといった複合的なルールで腕を競い合います。
【競技タイトル(ゲームソフト名)】➊「太鼓の達人」部門
“楽曲のリズムに合わせて和太鼓を叩くだけ”というシンプルさが売りで、子どもから大人まで楽しめる和太鼓リズムゲームです。
今大会の課題曲は「さんぽ」と「おどるポンポコリン」「夏祭り」。
決勝戦は2曲先取の最大3曲にて行われます。
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【競技タイトル(ゲームソフト名)】➋「スペースインベーダー」部門
1978年にリリースされ、ゲーム史に残るブームを起こした歴史あるシューティングゲームです。
今大会は“3分間/残機6”にてスコアアタック。決勝は2本先取で行われる決まりです。
3分以内に残機6を消化した場合、先に残機を失ったプレイヤー側の負けとなります。
【タイムスケジュール】
13:00〜 オープニング
13:20〜 太鼓の達人
14:20〜 スペースインベーダー
15:40〜 エンディング
【参加地域】
北海道、山形県、秋田県、群馬県、富山県、福井県、長野県、静岡県、大阪府、和歌山県、広島県、福岡県、長崎県、大分県、鹿児島県〈15道府県〉
この記事と画像の出典:「LEGEND CUP」公式サイト
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