
「できることなら時短で終わらせたい」「極力家事はやりたくない」と思ってしまう嫌な家事があれば、「これは気分転換になる」と思う好きな家事がある人もいるでしょう。世のミドルからシニアの女性は家事に対してどのように思っているのでしょうか。
女性誌「ハルメク」をグループで発行する(株)ハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」は、50歳以上の女性(事前調査588名、本調査519名)へのアンケート結果をもとにした「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」を公開しました。テーマは「好きな家事・嫌いな家事」です。
50歳から84歳シニア女性に聞いた「好きな家事」「嫌いな家事」

「好きな家事」と「嫌いな家事」のベスト3は、このようになりました。
50代から80代女性が「好きな家事」ベスト3

「好きな家事」の1位は「買い物」で、すべての年代で1位でした。好きな理由の1位は「気分転換になる」、2位は「ストレス解消になる」、3位は「楽しい、おもしろい」という結果になりました。
2位は「洗濯まわり全般」で、すべての年代で2位でした。好きな理由の1位は「気持ちがいい」、2位は「清潔を保てる」、3位は「気分がすっきりする」となりました。
3位は「洗濯物を干す」。すべての年代で3位でした。好きな理由の1位は「気持ちがいい」、2位は「気分がすっきりする」、3位は「清潔を保てる」。
それぞれに寄せられたコメントは以下のとおりです。
1位 買い物
- 家具やインテリア用品を買うのは大好きですが、日々の買い物はめんどうくさくて。それでも仕方なくやっていましたが、美味しいものや掘り出し物を見つけると楽しいです(53歳)
- 新商品を発見するのが楽しい。季節のものを見て移り変わりを確認する。(66歳)
- 野菜や果物の四季の変化や、それぞれの年行事に伴った飾りやお料理等にふれられるし、いろいろな新商品を見るのも楽しい(70歳)
2位 洗濯まわり全般
- 気持ちがいい、外干しした洗濯物に太陽の香りを感じる。寝具の洗濯をした夜はベッドに入るのが楽しみ(56歳)
- 洗濯機がやってくれるので自分は操作をするだけ。自宅の庭は南面に面しているので日差しがあればカラっと乾きます。5月6月からは大洗濯期間!冬物のセーター・ジャンパー・コート、厚手のモノなど何でも自宅で洗ってサッパリとさせています。夏場はカーテン・毛布・カバー類など大物洗いには持って来い。柔軟剤などで好みの香りを選んでサッパリ・綺麗になーれ!と楽しんでやっています(73歳)
3位 洗濯物を干す
- 洋服を外に干したときに、あー、きれいになったーという達成感があるからかもしれないです(59歳)
- 天気のよい日(例えば冬の暖かい日とか初夏の風が気持ちのよい日等)洗濯物を干す時に洗剤の香りをほのかに感じる時が好きなので(66歳)
- 太陽の陽射しを浴びながら、ベランダに干し、カラッと乾いた衣類を取り込む時間が好き(75歳)
50代から80代女性が「好きな家事」全結果はこちら
全体のランキングは以下の通りです。

年代別ランキングは以下の通りです。

50代から80代女性が「嫌いな家事」ベスト3

「嫌いな家事」の1位は「換気扇の掃除」ですべての年代で1位でした。嫌いな理由の1位は「面倒」、2位は「手間がかかる」、3位は「疲れる」。
2位は「窓拭き」。50代と70代以上で2位、60代で3位でした。嫌いな理由の1位は「面倒」、2位は「疲れる」、3位は「(季節によって)寒い・暑い」という結果になりました。
3位は「排水口の掃除」で50代と70代以上で3位、60代で4位でした。嫌いな理由の1位は「汚い、臭い」、2位は「面倒」、3位は「楽しくない」がランクインしました。
それぞれに寄せられたコメントは以下のとおりです。
1位 換気扇の掃除
- 油だらけで全然きれいにならない。毎日するわけではないが大掃除の時にするのがおっくう(62歳)
- 油汚れが落ちにくい。こまめにしようと思うがつい先延ばしにしてしまう(67歳)
- 必要な家事だが、負担が大きい割には効果が実感できないから(69歳)
2位 窓拭き
- 外側は全部手が届かず、ストレスになる。やってもすぐ汚れる(56歳)
- 思うように綺麗に出来ず、脚立やら道具の準備も面倒(69歳)
- 時間がかかるわりにはきれいになっていない(71歳)
3位 排水口の掃除
- キッチンはまだよいが、お風呂はちょっとサボるとヌメヌメして気持ち悪い。洗濯機はめったにやらない、動かすのが大変、取り外した物を元に戻すのが大変(56歳)
- 髪の毛を取るのが本当に辛いから(59歳)
- 臭いやヌメリが気持ち悪くあまりやりたくないので、余計汚れがたまり、ますますやりたくなくなる悪循環(63歳)
50代から80代女性が「嫌いな家事」全結果はこちら
全体のランキングは以下の通りです。

年代別ランキングは以下の通りです。

その他の「好きな家事」「嫌いな家事」について
その他の家事については以下のとおりです。
<その他の好きな家事>
●部屋のもよう替え
- 家事かどうかわからないのですが、家具の配置を変えたりするのが大好きです。ああしたらもっと使いやすくなるのでは?と思い、ストップが効きません(73歳)
● 料理・食事の支度
- 味付けは下手だけど、包丁で食材を切り、調理器具で煮たり焼いたりしている工程がただ楽しい(50歳)
- レシピを見て作るのは苦手なので、今手元にある材料で「どんなふうに、何ができるかなぁ」と考えるのが楽しい。たまにとんでもない物が出来るけど、美味しく食べられればOK(66歳)
- 冷蔵庫の残り物で献立を考えて、バランスの良いおかずを何品か作り上げた時の達成感が気持ちよい。きれいに食べてもらえるとさらにご機嫌になれる(69歳)
- ちょっとした収納の工夫によって物が使いやすくなったり生まれ変わったり。必要なもの必要でないものがハッキリして整うから(69歳)
- クローゼットや引き出しなどにピッタリとはまり、パズルをしているような感覚が好きです(70歳)
●洗濯物を畳む
- 洗濯物を無心になって畳むのは、気持ちが整理されるようで好き(64歳)
●掃除まわり全般
- 掃除は、手を動かすほどに目の前がどんどん整っていき、部屋が明るくなる様子がそのまま心にも返ってくるところが好きです。汚れが落ちていく瞬間や、片付いて空気が軽くなる感覚はとても気持ちよく、時には腹が立った気持ちまでスッと消えてしまうほどのストレス解消になります。空間が整うと自分の気持ちも整うようで、掃除は暮らしの中で欠かせない大切な時間になっています(64歳)
●布団干し
- ふっくらとしたお布団に入った瞬間、とても快適で幸せな気持ちになり熟睡ができ、そしていい運動になるので一石二鳥です(60歳)
※事前調査の自由回答において、「好きな家事は特にない」と回答した人は588名中84名(14.3%)だった。
<その他の嫌いな家事> ※ランキング外含む
● アイロンがけ
- 暑い、熱い、面倒。綺麗にアイロンしても、子供は雑に扱い、アイロンした甲斐がない(54歳)
- アイロンかけが必要なのは、夏の麻や綿の服のことが多い。暑いときにクローゼットからアイロンやアイロン台を出してきて、汗をかきながら掛けるのは苦行(61歳)
●草むしり
- 腰が痛くなる、虫に刺される(67歳)
- 取って取っても、終わりがない(76歳)
●風呂掃除
- しゃがんだり、かがんだり体への負担が大きく、やらないと目に見えて不衛生になるから(60歳)
- 冷え性、腰痛で体に悪い(81歳)
●拭き掃除・床のモップがけ
- 膝をつくことが困難で自由に体を操れない。ウエットタイプのクイックルなど使うが、限度があり満足できないため、どうしても手で行いたいのだが…(69歳)
- 肩、腕がすぐに痛くなる(71歳)
●食事の後片付け(食器洗い含む)
- 手が濡れるし汚れるし、かといって、そのまま放置するのも気になるし、手荒れも気になる。家族も一番手伝ってくれない家事(58歳)
- お腹が満たされて幸せな気分の後に控えている家事(61歳)
●季節の衣替え、布団の入れ替えなど
- 衣服の衣替え。収納に全てが入らないので入れ換える作業はかなり大変。収納から大きな箱をとりだし、中身を入れ換えるのは嫌い。重たいから(58歳)
- 出すのも入れるのも、その都度収納場所の容量を考えなければならない(77歳)
●裁縫(ミシンがけ、繕い物含む)
- 細かいことがきらい。最近は老眼で目も見えにくいのでもっとやらない。自分のボタンだけは必要に迫られ付けるけど、家族のはやらないで各自に任せる。とにかく若い頃からきらい(63歳)
●片づけ、整理整頓
- 判断の連続でとても疲れます。 両親が残した価値のありそうなもの、思い出の品、亡き夫の趣味の品などなど(73歳)
●料理・食事の支度
- 手間や時間がかかる。長時間台所に立っているのも辛い。何より作業自体余り楽しくない(57歳)
- 家族(息子や夫)が、私が準備することが当然だと思っているので(64歳)
●その他
- 年末の大掃除。なにか、プレッシャーみたいなものを感じるからです。やらなくちゃダメという感覚が苦手(58歳)
- 生活の保守・管理:名前を付けられないような細かな整備が多いため。ごみの分別(当自治体は細かい)、電球や家電の故障、エアコンや換気扇のメンテナンスなどなど。またそれに伴う手配や備品取得(73歳)
※事前調査の自由回答において、「嫌いな家事は特にない」と回答した人は588名中70名(11.9%)だった。
以上、50代から80代女性に聞いた「好きな家事・嫌いな家事ランキング」でした。
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