
年齢を重ねると物事に対する価値観が変わることがありますが、デートに対してシニアはどのように考えているのでしょうか。
人生経験でつながるマッチングアプリ「ラス恋」を運営する(株)ラス恋は、2026年6月に40代から70代のラス恋ユーザー516名を対象に「ミドルシニアのデートに関する実態調査」を実施しました。ミドルシニアのデートに対するリアルな思いを見てみましょう。
ミドルシニアに聞いた「初デートの支払い」について

最初に、初デートの食事代について質問したところ、男女を合わせた全体の88.2%が「男性が全額・多めに払う」と回答しました。女性の側も支払う意思を見せる一方で、実際の会計では男性が引き受けている様子がうかがえます。
世代別に見ると、60代男性が最も多く(90.4%)デート代を負担しており、婚歴で見ると離婚歴あり88.5%に対し婚歴なし76.6%と、離婚を経験した層ほど男性負担を望む割合が高いことが分かりました。
詳細を見ていきましょう。
40代から70代シニアに聞いた「初デートの食事代の支払い(理想)」について

初デートの食事代の支払いについて理想を尋ねたところ、「男性が全額払う」が69.6%、「男性が多めに払う」が16.3%で、男女を合わせた全体の85.9%が「男性が払う」を理想と回答しました(「男性が全額払う」と「男性が多めに払う」の合計)。一方「お互い半額ずつ」は13.6%でした。
実際の支払いについて尋ねると、「男性負担」は88.2%(「男性が全額払う」64.1%と「男性が多めに払う」24.0%の合計)と、理想を上回る結果となりました。「お互い半額」を理想とした人にしぼって実際の支払いを見ても、半数を超える人が「男性が支払っている」と回答しており、女性の側に支払う意思があっても、現実の会計では男性が引き受けている様子がうかがえます。
年代別に見ると、実際に男性が負担している割合は60代で90.4%、40代で81.8%と約10ポイントの差があり、世代ごとの価値観の違いがあらわれました。
自由回答には、以下のコメントが寄せられました。
「男性側が大抵気前よく払って下さるので、前もってお土産を用意して渡すようにしています」(京都/50代/女性)
「こちらが全額支払うつもりだったが、気遣いから割り勘にしましょうと言ってくれた。こんな女性はなかなかいないと思い嬉しかった」(鹿児島/60代/男性)

初デートの支払いの理想を婚歴別に見ると、「男性が払う」を理想とする割合は最多が離婚を経験した層で88.5%、未婚層では76.6%と最も低くなっています。このことから、結婚生活を経験した層ほど「デートは男性が払うもの」という感覚が根づき、未婚層はより柔軟に支払いを捉えている傾向のようです。
離婚を経験した層からは以下のようなコメントが寄せられました。
「何歳も年上の男性なら最初のデートくらいは奢ってほしいと思う」(神奈川/60代/女性)
一方未婚層は理想では割り勘を視野に入れる人が比較的多いものの、実際の支払いになると男性負担が83.0%まで上がり、理想(76.6%)との差があるようです。
40代から70代シニアに聞いた「初デートの食事 一人あたりの予算」について

初デートの一人あたりの予算について質問すると、女性の最多は「1,000〜3,000円」が51.1%、5,000円を超える予算を想定する人は13.2%にとどまりました。男性は5,000円超が35.5%と、女性より高めの予算を見込んでいます。男性自身が支払う前提のなかでも、女性は金額を控えめに見積もっている様子がうかがえます。
注目されるのは、女性が高級店を望んでいるわけではない点です。前回のチェーン店をめぐる調査でも女性はチェーン店に必ずしも前向きではありませんでした(※1)が、「豪華な食事でなく、飲み物買ってくるねくらいの気軽な感じで小さく奢ってくれるくらいが、気を使わなくていい」(静岡/50代/女性)など、高い店を求めているのではなく、同じ予算でも「ひと手間かけて自分のために選んでくれた一軒」を望む気持ちがあるようです。
ミドルシニアの「デート代支払いに関する声」
その他、以下のコメントが寄せられました。
「割り勘しようと思っていたら、払わせるつもりで来てないからと言ってスマートに支払いをしてくれた時はキュンとした」(千葉/40代/女性)
「豪華な食事でなく、飲み物買ってくるねくらいの気軽な感じで小さく奢ってくれるくらいが、気を使わなくていい」(静岡/50代/女性)
「自分が払おうとしたら、既に支払いが済んでいた」(東京/50代/男性)
「1円単位まできっちり割り勘はモヤッとする」(神奈川/50代/女性)
「『じゃあ◯◯◯◯円ね』ときっちり割り勘の金額を言われて払ったが、印象はあまり良くない」(神奈川/60代/女性)
「財布を触ろうともしない人とは、次はあり得ない」(愛知/50代/男性)
以上、40代から70代に実施した「ミドルシニアのデートに関する実態調査」でした。
▼シニアと婚活に関する記事はこちら▼
人生100年時代といわれる今、年齢を理由に「新しい出会い」をあきらめる必要はなくなりつつあります。 80代であっても、誰かと支え合い、穏やかな時間を共有したいと願う気持ちは自然なものです。 こうした声に応える取り組みとして、シニア世代専門の結婚相談所「茜会」が、80代の婚活を後押しす...
結婚相談所サービスのメインターゲット層は20~30代であることから、50~60代以上は年齢制限により登録不可というサービスも多く、50代以上であるというだけで婚活のスタートラインにすら立てないことも少なくありません。 そんな50代以上のための結婚相談所システムとして『R50お見合い』がスタ...
2023年にオープンした「50代からの恋愛・結婚情報サイト」がこのほど全国紙の記事で紹介されるなど、シニア層の婚活が最近注目を集めています。 50代や60代の恋愛に羞恥心や嫌悪を感じるとの声がある一方で、「50代で“結婚したい人”の割合は60%」との調査結果も発表され、これまでの意識は変わ...
▼シニア賃貸をお探しの方はこちら▼







