当記事の前編『+Life編集部、サ高住のある街<仙川>を歩く Vol.1』はこちらから
住宅街に佇む穴場スポット「武者小路実篤記念館」へ!
仙川は芸術と音楽の街。世界最高水準の音楽教育を提供している名門「桐朋学園」や、安藤忠雄氏が手掛けた「せんがわ劇場」・「東京アートミュージアム」が並ぶ安藤忠雄ストリートなど、さまざまな文化に彩られています。
3月某日、『+Life』編集部は仙川商店街「ハーモニータウンせんがわ」の一画にあるお茶屋さんを取材後、「武者小路実篤記念館」へと足を運びました。
武者小路実篤は明治・昭和時代に活躍した小説家で、美術・演劇・思想と幅広い分野で活躍。
仕事場兼自己完成の場として、仙川へ移住
「水のあるところに住みたい」との理由で、武蔵野の自然と豊富な清水をたたえた仙川へ移住した実篤。
昭和51年4月に90歳の生涯を閉じるまで、数多くの著作と書画の制作に励みました。
その拠点が「武者小路実篤記念館」。
実篤にとってこの地は“仕事場兼自己完成の場”だったのです。
同館には、著書・絵や書・原稿や手紙、実篤が集めていた美術品などを所蔵。
現在は5週間ごとにさまざまなテーマで展覧会を開催しています。
併設する実篤公園は入場無料
併設している「実篤公園」(入場無料)には、武蔵野の花木・野草や竹林・二つの池などがあり、彼が親しみ、癒されたであろう自然を味わうことができます。
時期的にもちょうど桜が見ごろで、お花見気分も味わえた取材班。
芸術と音楽の街でリフレッシュされ、明日への活力も沸いた取材となりました。
仙川やつつじヶ丘に降り立った際には、ぜひとも行ってみてほしいおススメの観光スポットです。
都内とは思えないゆっくりとした緑の空間で、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。