社会問題の一つであるペット殺処分。過去記事「【責任あるペット共生を】 Vol.1 「犬猫殺処分」からペット共生を考える」では、殺処分のアンケート調査をご紹介しました。最初はかわいくて飼ったものの、飼い主の身勝手な判断で捨てられてしまう犬猫たち。決して許されることではありません。ペットを飼う前に必要なのは、最期まで看取る覚悟を持つこと、そして捨てられてしまった犬猫たちのその後です。
当サイトを運営する(株)イチイのグループ会社である(株)アドバンスネットでは、ペットと暮らせる賃貸マンション・アパートを専門に管理しており、ペット共生について『ペットとゴロゴロのんびり暮らし GORON』で幅広く情報を発信しています。そこで今回は、同サイトで掲載されている捨てられた犬猫たちのその後についての記事をご紹介します。
お利口なのに捨てられたワンちゃん
こちらの記事に登場する保護犬のグウフィは、自らハウスに入り、夜泣きはなく、留守番もできます。トレーニングをすれば、シートで排泄もできるようになりました。こんなにお利口なのに、なぜ捨てられたのでしょうか。
ちょっと変わった猫カフェ
一見、どこにでもあるような猫カフェ。しかしこちらのカフェにいる猫たちは、すべて保護猫です。殺処分させないように、このような画期的な取り組みが今広がっています。「なんだ、殺処分させられなくていいじゃん」と思ってはいけません。本当はこういったカフェがない方がいいのです。「ない=捨てられていない」からです。しかし、殺処分0に向けた取り組みは全国で行われています。
受け入れる前にボランティア活動もできる
上記記事の後編です。こちらのカフェでは受け入れることはできなくても、ボランティアとしてお世話できるプログラムがあります。また、保護猫を取り入れる流れについても記載しています。
今回ご紹介した犬猫は保護され、殺処分されずに元気に過ごしています。元気に過ごしていたとしても、信頼していた飼い主に捨てられた犬猫は悲しい想いをしたことでしょう。元気に過ごしていて何よりですが、こういった活動をする方々も資金集めやスタッフなどの人材確保に労力と時間をかけています。今一度、ペットを飼おうと考えている方は、もし捨ててしまった後について状況を知ってください。そしてじっくりとペットを買うことについて考えていただければと思います。
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