通信教育で自分を満たす~シニア世代のリカレント教育事情 Vol.2

前編『ライフワークは“学び”~シニア世代のリカレント教育事情Vol.1』はこちらから

学びなおしを楽しむシニア学生にインタビュー

「人生100年時代構想会議」で安倍首相が宣言した“リカレント教育”(生涯教育)。学びなおしシステムに注目が集まる中、各大学がリカレント教育に取り組んでいます。学びなおしに欠かせないと言える通信教育に長年注力しているのが、創価大学です。同大学ではシニア世代の学生が近年急増中。その理由を探るべく、通信教育部文学部人間学科に所属する学生の方にお話を聞きました。

命を燃やして取り組みたいー魂を満たす情熱、再び~長谷川ヨシ子さま(68歳)

―通信教育を受けるきっかけを教えてください。

5~6年ほど前から受けたいと思っていました。決め手になったのは、68歳になった今、残りの人生をどうしようと考えた時に自分がもっと変わらないといけない、そうでないと「良かった」と思える人生が送れないな、と思ったんです。もともと通信教育に興味がありましたが、今回文学部ができて第一期生ということで、踏み切りました。

―文学部にもともと興味があったのですか?

文学に興味があるというよりは、生涯学び続けていくということにおいて文学部がいいんじゃないかと思いました。

これまでは自分の中に魂を満たすものがありましたが、どれも任期を終えてなくなってしまって。必死になって取り組むものがないから、もう一度命を燃やしてやっていきたいなと思った時に、通信教育とつながったんです。学んで自分に力をつけて、社会に活かしたいと思っています。

もともと、海外へ強い興味があって、昭和51年に女性4人でアメリカへ行きました。英語はあんまりわからなかったけど、とにかくアメリカって国を見てみたくて。ニューヨークやボストン、フィラデルフィアへ行きました。あちらでは発見だらけ。スイカにしてもなんでも大きいし、電車も絨毯が敷き詰められている。現地に行かないとわからないことばかりでした。

結婚して、主人の赴任先がフランスになってフランスに渡ったのですが、フランス人とのコミュニケーションも楽しかった。より世界への興味が深くなり、良い経験になりました。

―創価大学の魅力を教えてください

創価大学はすごく開けていてグローバル。海外に興味がある私にとっては、いろんなことが学べて楽しいです。あと、いろいろな人に出会えること。たまに昼食をご一緒する74歳の方がいるんですけど「4年間で卒業する」とおっしゃっていて、昨年1年間で40単位も取られたんですよ。なんでそんなに早く取るのか聞いたら、年を重ねると社会に活かせる時間も減ってしまうからって。本当にすごいと思って、私も学ばなければと思いました。人との交流からも学ぶことが多くて、とても刺激になります。

お話を聞いてみて

今後の人生を充実させるために始めた通信教育。魂を満たして社会へ貢献するという目標が、長谷川さんの生きる活力になっているように思えました。今後、リカレント教育は社会人のみならず、高齢者が元気に若々しく生きるのに欠かせないものになると確信。高齢者が学びなおしで心身ともに健やかになったら、社会全体が活性化するのではないでしょうか。

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