おふくろの味と言うと、お味噌汁やカレーが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
しかし、「我が家の味」は次の世代に伝わっているのでしょうか。
(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントは50歳~79歳までの女性602名(男性:624名・女性:656名)に対して「料理についての意識」と「我が家の味について」の2項目をアンケート調査を実施。気になる結果をご紹介します。
当記事の前編『「料理の意識」と「我が家の味」Vol.1』はこちらから
我が家の味が存続危機!?
次に「我が家の味について」聞いてみました。
「我が家の味を作る努力をしている」について質問。すると65歳以上の女性の6割以上が「作る努力をしている」と回答。50歳~59歳までは4割未満の結果に。
さらに「子どもや孫に我が家の味を伝えてほしいと思う」という質問には、全年代が3割から5割未満。
意外にも、我が家の味を継承することに対して積極的ではないことがわかりました。
どこの家庭にもある我が家の味は、必ずしも伝わっていくものではないようです。
さみしい気もしますが、共働きが当たり前の今、我が家の味を伝えることは時間的に難しいのかもしれません。
でも、思い出すのは我が家の味。時代は変われど、脈々と伝わっていく味の文化はなくなってほしくないものですね。