入居中のアーティストの作品をはじめ芸術を鑑賞できるとあって、昨今話題を呼んでいる京都の「河岸(かがん)ホテル」。
単なるホテルではなく、共同住居やホテル、制作アトリエ、ギャラリー、飲食店等を併設した滞在型複合施設です。
そんな施設でこのほど、「制作スタジオ付き共同住居」の入居者募集が始まりました。
アーティストにとっては住みながら、作品の制作や発表もできてしまうという夢のような住まいです。
いま同ホテルでは、制作場所を確保できないアーティストのほか、京都への移住や二地域居住の希望者などに広く応募を呼びかけています。
京都の住み替え先の一つとして要注目です。
移住や二地域居住なら京都へ
河岸ホテル(京都市下京区、運営:㈱めい)は5月1日、2022年度上半期の入居者募集枠を発表しました。
今回の募集はアトリエ付き住居2室のほか、1室はアーティスト以外で、京都への移住を検討している人向けの一般枠です。
そして同時に、ホテルで働くスタッフの募集も開始。
アーティストは入居と合わせて働くことで、資金面でも生活の基盤をつくることができます。
詳細を見ていきましょう。
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➊入居者募集:アトリエ付き住居(2名)
河岸ホテルの地下にある共同アトリエでは、200号の絵画や2m幅の立体作品の制作が可能で、24時間制作できる環境が整っています。
アトリエ利用料は家賃に含まれるので、新たな制作場所を探している人におすすめです。
➋入居者募集:一般入居者枠(1名)
同ホテルは今年上半期の一般枠として、アーティスト以外の入居者も募っています。
定員を超えた場合は運営事務局が選考するとのこと。
➌ホテルスタッフ募集
入居者募集と合わせて、同ホテルのスタッフとして働く人材も広く募集しています。
今回のメリットは次の2点です。
⑴アーティストとしての基盤固めができる
たとえば週の半分は勤務して活動資金を得つつ、もう半分では自身の制作活動に取り組むことができます。
アーティストとしての基盤を固めたい人におすすめの勤務体系です。
⑵アート×不動産のキャリアが積める
同ホテルの運営・企画・広報等の仕事を通じて、アート×不動産をテーマとする活動について経験やスキルを積みたい人におすすめです。
❑河岸ホテルの入居者募集の詳細はこちら
〈所在地:京都府京都市下京区朱雀宝蔵町99、JR梅小路京都西駅より徒歩5分)
この記事と画像の出典:河岸ホテル 公式サイト
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