シニア世代に人気のスポーツといえば、「登山・ハイキング」が今や定番です。
〝普段行っているスポーツ〟のランキングによると、60~74歳ではなんと第2位、75歳以上でも第3位につけています(出典は総務省。なお、第1位はウォーキング)。
登山家・滝澤 圭一郎が綴る本シリーズでは今回、南アルプス「鳳凰三山」の風景をご紹介します。
【シリーズ 山と共に】<第6章>南アルプス「鳳凰三山」の旅、2日間で17キロ走破!
写真・文/登山家 滝澤 圭一郎
1975年、長野県上田市に生れる。毎月、全国の山々に挑んでいる。月に100キロ以上走り込み、トレーニングを欠かさない。マラソンランナーでもある。㈱イチイ 秋葉原店・巣鴨店店長としても多忙な日々を送る。
この8月は、南アルプス「鳳凰三山」(山梨県)への山旅に出かけました。
今回の山は一人ではありません。会社の2人の後輩たちと共に登ったのです。
人と一緒に登山なんて・・何年ぶりでしょうか。いつもと違った緊張感がありました。
鳳凰三山は薬師岳・観音岳・地蔵岳の3つの山の総称です。
今年はテントを持参し、1泊2日の行程を計画。
1日目は夜叉人峠⇒南御室小屋、2日目は南御室小屋⇒三山⇒広河原というルートをたどりました。
山で何よりも必要なのは、体力と忍耐力です。
この2日間で歩いた距離は17キロ。みんな頑張って歩き通しました。
しかし、帰りのバスの中では皆疲れ切って無言・・はたして次回の登山はあるのでしょうか?
発足したばかりの当社登山部も1回で終了か?今後も継続か?
やはり、みんなで山に行くと楽しいことを改めて実感しました。
―2019年8月登頂―