定年退職後などにこれまでの長年の経験や人脈等を活かし、独立開業するシニア世代も、昨今は少なくありません。
そんな中、フリーランスの平均年収(全世代)で順位づけする「職種別ランキング」がこのほど発表され、注目を集めています。
これからフリーランスとして開業する場合、実際に稼げるのはどんな職種なのでしょうか。
定年退職後に開業するシニアも注目
今回の職種別ランキングは、求人マッチング事業のCAMELORS㈱(東京・渋谷区)がフリーランス・副業案件の職種別の平均年収・時給について調査し、5月末に公表したものです。
具体的には、同社が運営するフリーランス等の求人マッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」掲載の約5,000案件(フリーランス・副業、一部抜粋)の単価から時給・月収・年収を計算し、ランキングを作成しています(対象期間:2019年6月〜2023年3月)。
【フリーランス・副業案件の平均年収・時給が高い職種ランキング】
【見どころ】
➀ランキングの全体平均は時給4,512円、年収910万円
➁8位以内が年収1,000万円、時給5,000円以上
➂15位以内が年収700万円、時給3,500円以上
➃エンジニア職種はすべて9位以内にランクイン
➄9位以内の非エンジニアの職種は、「エグゼクティブ/コンサル、プロジェクトマネージャー、事業企画」の3つがランクイン
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やはりエンジニア系が強い!
【年収・時給の高い上位3職種の仕事は?】
➊1位「データサイエンティスト」
〈平均年収1,294万円、時給6,417円〉
ビッグデータを解析・活用し、企業や組織にとって有益な情報やインサイトを提供する専門家です。
統計学や機械学習、データ解析、データビジュアル化などの幅広いスキルを必要とします。
➋2位「機械学習エンジニア」
〈平均年収1,251万円、時給6,208円〉
機械学習アルゴリズムや技術を活用して、データから有用な情報やパターンを抽出し、予測モデルや自動化システムを開発・実装する専門家です。
➌3位「エグゼクティブ/コンサル」
〈平均年収1,217万円、時給6,037円〉
経営戦略の策定や事業計画の立案、組織の運営・管理、業績の向上、そしてクライアントへのアドバイスなど、企業や組織の成長を支援する役割を担います。
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9割の求人が在宅勤務OK
同社ではこうコメントしています。
「当社にはエンジニアや営業、人事、経理などさまざまな職種の求人情報があります。
そのうち92%が在宅勤務も可能ですから、働く場所にしばられない自由な働き方ができます。
稼働日数は平均すると週2.4日で、週1〜3日の仕事も少なくありません」
この記事と画像の出典:SOKUDAN Magazineはこちら
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