当記事の前編『趣味があると生活にも満足する?シニアの趣味事情 Vol.1』はこちらから
趣味をもつ60歳以上男女に聞いた“趣味友”の実状について
定年退職を迎え、新しく趣味を始めたり、これまでの趣味の時間を増やした方も多いのではないでしょうか。それに伴い、趣味がある分、人と会う機会も多くなることも。趣味をもつことで、友人関係に影響が出るのでしょうか?
総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングでは、全国の趣味をもっている60歳以上の男女1,000名に対し、趣味に関するインターネットリサーチを実施。気になる結果をご紹介していきます。
趣味をもつ人は、友人が多いのか?
リサーチ対象者に「あなたが趣味を通じて知り合った友人・知人の人数をお答えください(単数回答)」と質問。すると、意外な結果となりました。
趣味があると友人が多いイメージを抱く人も多いのでは?しかし、結果を見ると全体では「友人・知人はいない」と回答した人は36.2%と最も多いことが判明しました。年代で比較すると、60-64歳は40.6%、65-69歳は37.9%、70歳以上は27.1%という結果から、歳を重ねるごとに友人との交流を楽しむ人が多いことが考えられるのではないでしょうか。
「友人・知人はいない」の回答者は多いものの、63.8%は趣味を通じて知人・友人ができたことが明らかに。そして、知人・友人ができた人の中で最も多い回答は11人以上となりました。
歳を重ねるほど、趣味でのコミュニティが楽しく、大きな意味をもつものであると言えるのではないでしょうか。