
「ロングステイ」とは
海外または国内での「滞在型余暇」を意味する言葉。
自宅とは別の場所で比較的長く滞在しながら、その土地の人々と交流し、余暇を楽しむことです。
自らの意思で自分らしいライフスタイルを実現するものと言えます。
(ロングステイは、この普及活動を行っている一般財団法人ロングステイ財団の登録商標)
定年退職後のライフスタイルとして注目集まる
同財団では、滞在期間が海外で2週間以上、国内で1週間以上のケースをロングステイと定義しています(実際の滞在期間は平均1ヶ月くらい)。
いわば短期の旅行(宿泊)と移住(居住)のちょうど中間に位置するもの(中長期の滞在)です。
いま定年退職後のライフスタイルとしても注目が集まっています。
同財団の調査(14年)によると、国内のロングステイの場合、ユーザーが希望する滞在施設は「家具付きの賃貸アパート・マンション」が最も多く、旅館・ホテルを大きく上回っています(但し実際には、家具付き賃貸の供給は不足しているのが現状)。
滞在先はリゾート地のほか、東京など大都市も人気
では、ユーザーはロングステイに何を求めているのでしょうか。
国内の滞在先で「してみたいこと」の第1位は「のんびり過ごしたい」2位「観光」3位「地元の食を楽しみたい」。
希望する「滞在先」としては観光地の沖縄や北海道が一番人気ですが、大都市の東京(5位)と神奈川(6位)もアンケートで常に上位に位置しています。