宿泊業界のアカデミー賞と呼ばれる世界ホテルアワード「WLHA2022」を2022年に受賞し、一躍脚光を浴びた山梨県の一軒宿「ホトリニテ」。
今年2月下旬よりクラウドファンディングを開始し、再び注目を集めています。
この山梨県の秘境にたたずむ小さな宿(1日1組限定)がいま、都会に住むシニア世代の夫婦などから人気ですが、どんな魅力があるのでしょうか。
標高1500mの秘境の湖畔に建つ一軒宿
山梨県の秘境・乙女湖(標高1500m)の湖畔に建つ宿「ホトリニテ」は、2020年1月に開業。
「人間と自然との際を知る旅」をコンセプトとして打ち出しています。
この宿は県が管理する広大な保安林に囲まれ、1年の半分はゲートで閉ざされたまま。
関係者以外入れない時期にゲートを開け、1日1組の宿泊客を迎えているのです。
キャッチフレーズの「五感を揺さぶる新体験」を店主の高村直喜氏自らが案内しています。
目の前には人間が作り出した巨大な建造物であるダム。
周辺には原生林や保安林、多くの野生動物が生息しています。
天の川も肉眼ではっきりと見ることができるほど。
そんな奇跡のような場所にある建物と周辺環境、そしてユニークなサービスが評価され、前述の世界ホテルアワード「The World Luxury Hotel Awards」を受賞したのです。
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日本初のアイソレーションタンク建設へ
そのホトリニテは2月22日より、日本初となるアイソレーションタンク「浮ける泉」の建設のため、2000万円を目標にクラウドファンディングを開始しました(支援期間は2024年3月30日までの37日間)。
このアイソレーションタンクは、海外では「感覚遮断タンク」とも呼ばれ、アメリカ国立科学研究所が発明し、1970年代に実用化されたもの。
現在はハリウッドスターや一流アスリートもタンクを個人所有し、美容・心身ケア・イメージトレーニングや瞑想などに利用されています。
この記事と画像の出典:ホトリニテ 公式サイト
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